オークス検討3

年明けデビューでオークスを好走した馬は過去10年で

レディパステル  (2−3−1−0)
カワカミプリンセス (3−0−0−0)
ベッラレイア   (3−0−1−0)
レッドディザイア (2−1−0−0)
サンテミリオン  (3−0−1−0)

の5頭。これらの馬に共通するのは複勝率が100%ということ。そして3着がある馬たちのその3着になったレースはみな非根幹距離のレースだった。

レディパステル 新馬戦 1800m 3着 勝ち馬は青葉賞馬ルゼル
ベッラレイア すみれS 2200m 3着 牡馬OPで勝ち馬はアルナスライン
サンテミリオン フラワーC 1800m 3着

2400mのG1ということで初の距離、力勝負となりますので非根幹距離に適性を示しているようではここでは強調できません。またデビューして間もないので根幹距離での経験が他の馬よりも濃いといえます。非根幹距離でも複勝圏を外さないのは能力のある証拠。

今回のメンバーで年明けデビューの馬は

バウンシーチューン
ハブルバブル
シシリアンブリーズ

の3頭。複勝率100%の馬もいない。バウンシーチューンはフローラSを勝っているので一考の余地はあるが、唯一複勝圏を外したのは1600m戦。G1で通用する根幹距離の適性があるとは思えない。ハブルバブルは連対したのがどちらも非根幹距離という馬でここでは厳しい。シシリアンブリーズも同じ。