ヴィクトリアマイル 2013予想

サウンドオブハート
ヴィルシーナ
アイムユアーズ
ハナズゴール
ドナウブルー

本命はサウンドオブハート。社台が強いレースなので、外枠ということもあり厳しいのは承知の上で本命。
桜花賞4着、前走重賞勝利、サンデー×ノーザンダンサーの血統構成。どれをとっても文句なし。年明け京都金杯で牡馬相手の重賞に出走している点もいい。池添が遠征中止する前から乗ると決めていた馬で、調教師も来年で定年。ここがG1のラストチャンスかもしれないので、渾身の仕上げと見る。

対抗はヴィルシーナ。去年G1で2着4回とジェンティルドンナさえいなければという馬。実績はNo.1。桜花賞2着で同じ舞台のクイーンCの勝ち馬でもある。クイーンCの勝ち馬はコイウタホエールキャプチャと2頭の勝ち馬を出しているので強調できる材料。対抗の評価にしたのは血統。父サンデー系×母父ミスプロ系の馬の東京のG1では勝ち馬は去年のNHKマイルのカレンブラックヒルのみ。無敗の逃げ馬がやっとジンクスを破ったが、それまでは2着が限度の組み合わせ。ヴィルシーナ自体2着の多い馬だが、馬のジンクスとは関係なく2着までと見るのが妥当か。

単穴はアイムユアーズ桜花賞3着、阪神JF2着とマイルで勝ちこそないものの、世代上位の実績。前走は得意の1400mで負けているのでここまでの人気落ちはおいしい。阪神牝馬Sはクィーンズバーンは逃げて粘ったが、他の上位陣は10番手以降から追い込んできた馬。叩き2戦目で良化必至。

ハナズゴールは△評価まで。瞬発力では出走馬中1位だが、馬体の小さい馬はこのレースでは厳しい。調教後の馬体重で大幅に増えているが、これも疑問。牝馬戦ということで馬群は団子状態のまま直線をむくと思われる。そうなると周りの馬にあたり負けをする可能性がある。
440kg以下で馬券に絡んだ馬は

ディアデラノビア 432kg
デアリングハート 432kg
ドナウブルー   432kg

ディアデラノビアデアリングハートは前走牡馬相手の重賞に出走。牡馬相手に走っていると、こういったところでも有利に運べるようになる。ドナウブルーは外枠発走から2番手につけ、馬群に飲まれることはなかった。

ハナズゴールは内枠で、差し追い込み馬。重賞に出走し始めてからは出走馬が14頭以下のときしか好走していない。

14頭以下(2−0−0−1)唯一の4着以下も札幌記念の4着なので価値は高い。
15頭以上(0−0−0−5)

この馬のベストな条件は少頭数のスローペースのレース。
また去年の秋華賞以来栗東に滞在していて、関東のレースは久々。美浦の調教では来ないのがこの馬。


穴ではドナウブルー。去年のマイルCS以来繊細を欠いているが、すんなり先行できれば今年も好走可能か。ただ、5歳馬なので3着まで。

今年は上位人気が有力なので、これといった穴馬はいない。マルセリーナと同馬主のメーデイアが出走してきたのは少しなぞが残るが・・・・社台のペースメーカーがいないので、そのための登録か?