ヴィクトリアマイル検討4

今日の東京の芝の傾向を調べてみました。

芝のレースは全部で5つ。

6R 1600m
1着
ゼンノロブロイ(サンデー×ミスプロ系)
母父サクラバクシンオーテスコボーイ系×ノーザンテースト

2着
マンハッタンカフェ(サンデー×リボー系)
母父ドクターデヴィアストウルビヨン×リボー系)
母母父もリボー系

3着
キングヘイロー(リファール系×ヘイロー系)
母父トニービン(グレイソヴリン系)

7R 2000m
1着
ネオユニヴァース(サンデー×シャーペンアップ系)
母父コープラン(アメリカのG1馬。)

2着
マンハッタンカフェ(サンデー×リボー系)
母父ニホンピロウイナー(ターントゥ系)

3着
スペシャルウィーク(サンデー×ニジンスキー系)
母父エジーディプロマット(ヴァイスリージェント系×セクレタリアト

9R 2000m
1着
ディープインパクト(サンデー×リファール系)
母父ウイニングチケット(グレイソヴリン系×ニジンスキー系)
母母父がテスコボーイ
2着
ゼンノロブロイ(サンデー×ミスプロ系)
母父ジェイドロバリーミスプロ系×ニジンスキー系)

3着
ハーツクライ(サンデー×グレイソヴリン系)
母父アルザオ(リファール系)

10R 1600m
1着
父オペラハウス(サドラーズウェルズ系×ネアルコ系)
母父ブライアンズタイム(ロベルト系×リボー系)
母母父はニジンスキー
2着
父ロマンルーラー(ミスプロ系×ヴァイスリージェント系)
母父インエクサス(カロ系)

3着
ロージズインメイ(ヘイロ−系×プリンスローズ系。ドバイワールドカップ勝ち馬)
母父アラジ(ブラッシンググルーム系。アメリカで2歳時BCジュベナイルを圧勝)

11R 1400m
1着
シンボリクリスエス(ロベルト系)
母父スマートストライクミスプロ系)
母母父はニジンスキー
2着
ホワイトマズル(リファール系)
母父サンデーサイレンス
母母父はミスプロ
3着
マンハッタンカフェ(サンデー×リボー系)
母父フサイチコンコルドニジンスキー系)
母母父はテスコボーイ

まず目立つのはやはりサンデー系。10R以外では好走馬を出している。とくにマンハッタンカフェ産駒。
今日の芝のレースの成績が
(0−2−1−1)
負けたのはメインのガルボのみ。距離延長時は走らないジョーカプチーノですら好走するほど。雨の影響が残ってリボー系の強さが出た可能性がある。

ヴィクトリアマイルに出走するマンハッタンカフェ産駒は

アンシェルブルー

1頭のみ。しかし、もう1頭マンハッタンカフェの血を持つ馬がいますね。

アプリコットフィズ

です。母がマンハッタンカフェの全妹。先週京都新聞杯を勝ったクレスコグランドも兄弟ですね。

次に目立つのはニジンスキー系。15頭中7頭にニジンスキー系の血が流れている。

今回のメンバーでニジンスキーを含んでいるのは、

ブエナビスタ(父母父と母父がニジンスキー系)
ショウリュウムーン(母父がニジンスキー系を含んだダンスインザダーク
ディアアレトゥーサ(父母父がニジンスキー系。トーセンダンスダンスインザダークの全弟)
ワイルドラズベリー(母母父がニジンスキー系)

の4頭。ただ、ダンスインザダーク産駒はヴィクトリアマイルでジョリーダンス、ザレマ等人気でも負けている。ダンスインザダークはハイペースでよく来る血統なので牝馬限定戦では苦戦している。

他に共通している血統はアメリカ系の血統。ミスプロヴァイスリージェント系が来ている。ただミスプロ系はそれだけでは強調できず、他のアメリカ血統を含んでいるか、サンデー系、ニジンスキー系を含んでいることが条件。

これらの血統を含んでいるのは

アパパネ(父ミスプロ系、母父ヴァイスリージェント系、母母父ボールドルーラー系)
オウケンサクラ(母母父がボールドルーラー系)
アンシェルブルー(母父ストームキャット
アニメイトバイオ(父母父ミスプロ系、母父ヴァイスリージェント系)
グランプリエンゼル(父ミスプロ系、母父サンデーサイレンス
コスモネモシン(父サンデーサイレンス系、父母父ミスプロ系)
ショウリュウムーン(父ミスプロ系、母父がサンデー×ニジンスキー系)
スプリングサンデー(父ヴァイスリージェント系、母父ミスプロ系)
ブラボーデイジー(父ヴァイスリージェント系、母父サンデーサイレンス、母母父がミスプロ系)

こちらは該当馬が多数。アンシェルブルーは血統的には一番マッチしている血統。

今まで書いたデータをあてはめて全馬見てみようと思います。