ＮＨＫマイル回顧

グランプリボスが勝ちましたね。サクラバクシンオー産駒の東京1600ｍの適性の低さから軽視し、人気だったため切りましたが、ペースも味方したのか圧勝でしたね。

また、コティリオンは勝ち馬の条件を満たしていましたが、枠順と血統から切りました。スタートで遅れ、行き脚もつかず最後方からのレースでしたが、最後追い込んできましたね。やはりあの条件をクリアした馬は枠順、血統関係なく来れる力を持った馬ということみたいです。

そして3着リアルインパクト。道中いい感じでレースをしていましたが、あまりはじけませんでしたね。４コーナーから直線向いたときうまく前の馬をさばききれなかったのでしょうか。ただスムーズにいってても2着が限度だったかもしれません。

おしかったのが、穴でねらったマイネルラクリマ。最後伸びてきていましたが、6着。14番人気の割には頑張ったと思いますが、やはり休み明けの影響でしょうか。エージャッカルは岩田には珍しく、内に行かず直線外に持ち出しましたが伸びませんでしたね。逃げ先行の馬が多く、前があかないという判断のもとでしょうが、内からいってほしかったと思います。

上の馬の血統を見てみると、

1着
父サクラバクシンオー
母父サンデーサイレンス
母母父セクレタリアト

2着
父ディープインパクト
母父トニービン
母母父ノーザンテースト

3着
父ディープインパクト
母父メドウレイク
母母父インリアリティー

4着
父ロックオブジブラルタル
母父ルーク
母母父サウザンヘイロー

5着
父ロックオブジルラルタル
母父サンデーサイレンス
母母父クリス

１，２着の馬にはノーザンテースト、サンデーサイレンスが含まれています。（バクシンオーの母父がノーザンテースト）そしてディープ産駒が２，３着、ロックオブジルラルタル産駒が４，５着。皐月賞とフローラＳでステイゴールド産駒が勝ち、ノーザンテーストの血を持つ馬が活躍していましたが、ここでも活躍しました。そしてサンデー系では母系にノーザンダンサー系を含まない馬の産駒が活躍していると書きましたが、共通点は他にあるようなのでまた探してみたいと思います。ロックオブジブラルタル産駒に関しては昨日ダンチヒ系の馬がよく来ていましたので、その影響でしょう。ちなみに6着のマイネルラクリマの父チーフベアハートの父もダンチヒ系です。また、どちらも2走前にマイル以上の重賞で連対し、前走皐月賞のひとけた着順組です。巻き返しがある組でしたが、やはり中1週というのが影響したのでしょう。

来週はヴィクトリアマイルですが、同じ舞台ですがペースが違うため来る血統、ローテも違います。ただ、馬場状態の検討がかなり大事になってくるようなので、馬場状態の検討と過去のヴィクトリアマイルの好走している血統をあわせて検討していきたいと思います。

ブエナビスタとアパパネどちらが強いのか。という検討もしなくてはいけませんね。

今週は完敗でした。