京都記念検討

有馬記念以来の更新となります。

最近忙しくてまともに予想ができていませんでした。

京都記念はメンバーが揃ってるなということで少しでも時間を見つけて予想出来たらなと思います。

今年は1週早く開催されるんですね。
フェブラリーの週にやってる印象だったんですが。

まずは過去5年の3着内の馬の血統、生産を見ていきましょう

10年
1着 ブエナビスタ
スペシャルウィーク
母父カーリアン
生産 ノーザンファーム

2着 ジャガーメイル
ジャングルポケット
母父サンデーサイレンス
生産 アイオイファーム 馬主が社台系の吉田和美

3着 ドリームジャーニー
ステイゴールド
母父メジロマックイーン
生産 白老ファーム

09年
1着 アサクサキングス
ホワイトマズル
母父サンデーサイレンス
生産 社台ファーム

2着 サクラメガワンダー
グラスワンダー
母父サンデーサイレンス
生産 新和牧場

3着 ヴィクトリー
ブライアンズタイム
母父トニービン
生産 ノーザンファーム

08年
1着 アドマイヤオーラ
アグネスタキオン
母父カーリアン
生産 ノーザンファーム

2着 アドマイヤフジ
アドマイヤベガ
母父ビーマイゲスト
生産 辻牧場

3着 シルクフェイマス
マーベラスサンデー
母父カーリアン
生産 早田牧場新冠支場

07年
1着 アドマイヤムーン
父エンドスイープ
母父サンデーサイレンス
生産 ノーザンファーム

2着 ポップロック
父エリシオ
母父サンデーサイレンス
生産 ノーザンファーム

3着 トウショウナイト
ティンバーカントリー
母父ジャバゴールド
生産 トウショウ牧場

06年
1着 シックスセンス
サンデーサイレンス
母父デインヒル
生産 追分ファーム

2着 サクラセンチュリー
サクラローレル
母父ノーザンテースト
生産 谷岡牧場新和分場

3着 マーブルチーフ
チーフベアハート
母父ミシシッピアン
生産 設楽牧場


勝ち馬は04年を含め6年連続で社台の馬が制覇している。非根幹距離とは言え別定のG2ではかなりつよい。

今回の出走馬の中で社台系の馬は
ノーザンファーム
オウケンブルースリ
トゥザグローリー
ヒカルカザブエ

社台ファーム
シャドウゲイト
トーセンキャプテン
プロヴィナージュ

これらの馬から勝ち馬が出る可能性が高い。

では社台の馬以外で連対圏に絡んできた馬についても触れておくと、

09年2着サクラメガワンダー
08年2着アドマイヤフジ
06年2着サクラセンチュリー

の3頭。

サクラメガワンダーサクラセンチュリーは近1年内に非根幹距離の重賞を勝利していた。

サクラメガワンダー 鳴尾記念1番人気1着
サクラセンチュリー アルゼンチン共和国杯3番人気1着

アドマイヤフジ京都記念までの非根幹距離の成績は

(1−0−3−5)

と一見平凡な成績だが、2500m以上を除けば

(1−0−3−2)

着外の2回も4着で休み明けのセントライト記念宝塚記念でのもの。しかもセントライト記念は休み明けで+18㎏、最後方から追い込んでいる。

このように非根幹距離の適性のある非社台の馬は社台の馬に食い込み連対圏に来る可能性を持っている。

非社台の馬で前年非根幹距離の重賞を勝っている馬は
ダノンシャンティ 毎日杯1800m 1着
ビッグウィーク  菊花賞3000m 1着
この2頭のみ。

社台の馬を含めて非根幹距離の成績は
オウケンブルースリ (2−0−0−2)
シャドウゲイト   (4−2−0−8)
セラフィックロンプ (0−3−3−6)
ダノンシャンティ  (2−1−0−1)
トーセンキャプテン (0−0−0−6)
トゥザグローリー  (2−0−1−1)
ヒカルカザブエ   (2−1−1−2)
ヒルノダムール   (1−1−0−1)
ビッグウィーク   (3−1−0−0)
プロヴィナージュ  (0−2−1−1)
ホワイトピルグリム (2−1−0−7)
メイショウベルーガ (3−1−3−9)
ロードオブザリング (2−0−0−3)

ビッグウィークは菊花賞馬でしかも非根幹距離特性は抜群。人気も出なさそうなのでここでも
オウケンブルースリの着外2回は休み明け+重馬場の阪神大章典と先行して失敗した有馬記念の2回。非根幹距離ではまだ底を見せていないととらえてよさそう。
トゥザグローリーの着外1回は使いづめでダービーまで使った後のラジオNIKKEI賞5着。ただ今回は有馬記念で好走したため人気必至で狙い辛いのもたしか。