函館記念検討2

昨日は更新できませんでした。申し訳ないです。ちょっと体調が安定しないものですぐ寝てしまいました。

そして2,3着の馬にかんしても検討は進められませんでした。

が、脚質というか位置取りにかんしてすこし検討してみようかと。
去年の札幌開催を除く過去9年を見ていきます。

・3着以内に1頭は4角で5番手以内の馬がいる
・4角10番手より後ろの馬は3着以内に来ていない
・勝ち馬は4角である程度前に来ているが、最初の入りは10番手付近(05年のエリモハリアーのみ例外)

となっています。最初の位置取りが後ろのほうで勝ちきるということは上がりが速いということです。調べてみると勝ち馬は上がり3位以内を記録している馬しか来ていません。ただ東京や京都と違い直線に入ってから仕掛けるのでは遅くまくるようにあがってこないといけません。

なので七夕賞と同じく先行押し切りで良績を残している馬には厳しいかもしれません。

あとは前哨戦の戦い方ですかね。巴賞の着順がリンクしないというのはよく知られたことですが、巴賞はスローになりがちで函館記念の流れと異なるからです。
あと今年は巴賞よりも多く出走している函館グランドオープン記念組ですね。

ちょっと見ていきましょうか。

・巴賞

ラップ
37.9−35.3

出走馬

1着メイショウクオリア
16着ナムラマース

メイショウクオリアは終始先行して内から抜け出し勝ちました。ナムラマースは休み明けというのもありますが、出遅れて後ろから回ってきただけでした。
前半より後半が2秒以上も早く、前有利が顕著なレースですね。前からでも上がりが1位だったり僅差の2番くらいならいいのですが、5位タイとあまり速いものではありません。しかもうちをうまく抜け出してきたという印象がありますので今回は厳しいと考えています。

ナムラマースは1回叩いたくらいでは変わってくるとは思えないんですよね。前の馬から10馬身も離されてますし。札幌に比べ函館は波が大きい成績ですし。

なので巴賞組は買えないかなと思います。ホワイトピルグリムは面白い存在だと思いますけどね。


・函館グランドOP記念

ラップ
35.3−35.4

出走馬
1着マンハッタンスカイ
4着フィールドベアー
9着スズカサンバ
12着マヤノライジン
16着エリモハリアー

開幕週ということで内枠、先行馬有利です。ラップは巴賞よりも厳しいですが、1年以上使われていない競馬場で芝状態はかなり良好だったのでその恩恵もあったでしょう。

なのでマンハッタンスカイはすべての恩恵を受けてのもので、さらに人気薄の先行馬だったということを考えれば今回は軸には適さないと思います。そして脚質的にも先行して粘りこむという馬なので厳しいんじゃないかなと思います。しかも斤量が増えていますね。

4着のフィールドベアーはトップハンデでしたし、大外枠。さらに4角では外をまわしていながら4着なら十分かなと。マンハッタンスカイよりは内容はいいと思います。やはり函館では走るなという印象です。鞍上の秋山もこのレースにこの馬に乗るために戻ってきましたから勝負どころでしょう。

9着スズカサンバは軽ハンデな上に内枠で9着ですから力不足かなと。アグネスタキオン産駒というのも函館で来るイメージがわきません。

12着のマヤノライジンは2秒近く出遅れてますね。普段最後方から競馬をする馬ではありませんので度外視していいんじゃないかと思います。力さえ衰えていなければまだ勝負できると思います。

16着のエリモハリアーですが、七夕賞を挟んでいますね。巴賞ではハンデを背負うため七夕賞を使ったんでしょうが、さすがに衰えが隠せないかなと思います。3連覇しているように血統だけでは一番適正があるんですが、ここまで負け方がひどいと手を出せません。ここで凡走するようなら引退するんでしょうか。ここで走るために現役を続けているようなものでしょうからね。一応敬意をしめして抑えといてもいいかなと。

こんな感じです。前哨戦の2つで変えそうなのは
フィールドベアー
マヤノライジン
ですかね。どちらも函館記念で好走経験があるので当然といえば当然なんですが。


最後に枠順に関してです。

内枠が有利なんですが、1枠の成績はよくありません。すこし馬場状態が悪くなっているからこうなっているんでしょうね。

血統と脚質などを中心に、調教を確認して最終決定したいと思います。