宝塚記念検討2
宝塚記念は特殊な非根幹距離のG1ということで念願のG1みたいな事が多いですね。
たぶん根幹距離ではわずかに届かなかった馬が非根幹距離で根幹距離が得意な馬に勝てるんでしょうね。
なので各馬の根幹距離と非根幹距離のOPでの実績を調べました。
根幹距離 非根幹距離
アクシオン (1−0−0−1) (1−0−0−1)
アーネストリー (2−0−0−1) (0−1−0−2)
イコピコ (1−0−0−1) (1−0−0−5)
ジャガーメイル (1−0−1−3) (0−3−0−1)
スマートギア (0−2−1−2) (0−1−0−5)
セイウンワンダー (2−0−2−3) (1−0−1−1)
ドリームジャーニー (6−0−3−6) (2−2−2−4)
ナカヤマフェスタ (1−1−0−3) (2−0−0−1)
ナムラクレセント (1−0−0−3) (0−0−3−3)
ネヴァブション (1−1−1−4) (3−0−0−7)
ブエナビスタ (5−2−1−0) (1−1−1−0)
フォゲッタブル (1−0−0−1) (1−1−1−2)
マキハタサイボーグ (1−0−0−7) (0−0−0−7)
メイショウベルーガ (1−0−1−3) (0−0−1−5)
ロジユニヴァース (3−0−0−1) (1−0−0−1)
トップカミング (0−2−3−3) (0−0−2−2)
マイネルアンサー (0−0−0−0) (0−0−0−1)
となっています。注目しときたいのが、フォゲッタブル、ドリームジャーニー、ナカヤマフェスタ、ジャガーメイル、ナムラクレセントですかね。
フォゲッタブルは複勝率60%ですが、着外の2回も3歳春のすみれS(まだ本格化前)と大外枠の有馬記念4着。ブエナビスタ、ジャーニーには着差をつけられてしまいましたが、ダンスインザダーク産駒の有馬記念の成績、大外枠の成績、夏から使いっぱなしのローテを考えると有馬記念4着はかなりの評価を与えられると思います。天皇賞春は休み明けが響き、しかも出遅れ。天皇賞春もダンスインザダークには鬼門なレースなわけで展開も向かず直線ヨーイドンといった感じになりました。前走よりも今回のほうが好走する確率は高いんじゃないかなと思います。
ジャーニーは非根幹距離のG1を2勝していますから当然注目すべき成績です。この馬は距離どうこうよりコーナーの数、季節のほうが重要な気がします。夏は毎年成績を上げてくる馬ですから、当日暑ければ面白そうな気がします。まぁ人気でしょうからそこまでオッズに面白みはないでしょうが。
ナカヤマフェスタは非根幹距離の重賞を2勝していますね。着外1回は結果的に距離が長かった菊花賞のみです。すこし力不足な気もしますが面白い存在です。
ジャガーメイルは非根幹距離重賞で2着3回と勝ちきれないながらも上位に来ますね。着外1回は去年のアルゼンチン共和国杯で前が行った行ったのレースでした。天皇賞春の勝ち馬でクラシックを勝っていない馬は相性がよくないですが、この馬はむしろ天皇賞春を勝てたことのほうがすごく思えますね。あのレースは直線の脚の勝負でしたから。天皇賞春の勝ち馬はクラシックを勝った馬しか来ていませんが、むしろそういう馬たちは非根幹だろうが根幹だろうが関係なく力が抜けている馬たちなんでしょう。マイネルキッツ、メジロブライトはステイヤーとしての力が上で天皇賞春を勝てていたのでスピードについていけないというかんじ。ジャガーメイルはステイヤーという感じはしませんので好走する確率は高いと思います。しかしクラシックを勝っている馬たちほど高いポテンシャルは持っていないと思うので2,3着のイメージです。
ナムラクレセントは3着3回とどうもつかみにくい成績ですが、根幹距離よりも得意そうなのは確かです。
あとOPでの実績はありませんが、アクシオンは非根幹距離が得意な馬だと思います。
芝の全6勝のうち5勝が1800m。2000mは中山金杯を勝っていますが、2着が3回ありつめが甘くなる。前走初めて掲示板を外したという堅実な馬で、落鉄していた前走はある程度無視できるんじゃないかと思います。不得意な2000mですし。
逆にアーネストリーは根幹距離が得意ですよね。新馬戦1800m勝って以来勝ちはすべて根幹距離。OPに入ってからは2500mの日経賞で4着だが3着から5馬身差。新潟大章典は先行馬不利の流れで沈む。1800mのエプソムCは初めて掲示板を外す。降級して2000mを圧勝。(2着が非根幹距離馬のアクシオンというのもあるが。)2500mアルゼンチン共和国杯では2着とつめが甘い。その後2000mの重賞を2勝。
こう見ると非根幹距離ではG2、G3でも取りこぼしており、G1ともなると好走の期待は出来ないと思う。
宝塚記念に関して今日はここまで。
明日の注目馬みたいなの書いておきましょうか。
福島11R
シャランジュ
父テンビーは福島1200mで単複の回収率が100%を超えている。そして調教をみても前走よりも確実に良化している内容で期待できると思う。
あとはゲットフルマークスも父マイネルラヴということで注目かな。でも調教が変わってきてないから狙いどころはここじゃないかも。
マイネルラヴは夏、福島は狙い時なのでしばらくは注目しといたほうがいい種牡馬。
今のところは1頭ですが、また明日競馬を見ていて気づいたらまた書きます。