ダービー検討4

昨日はNHKマイルの馬たちと青葉賞の馬について書きました。

今日は皐月賞京都新聞杯からのメンバーについて書きたいと思います。

まず皐月賞から。
とりあえず一番順調といえるローテですよね。

展開的には前が崩れて後ろにいた馬が上位独占状態ですね。
先行したアリゼオゲシュタルトと先に仕掛けたローズキングダム、リルダヴァルは強いと評価できますが、どうなんでしょう。
ゲシュタルトは次走で京都新聞杯を勝ったとおり実力はありました。リルダヴァルもNHKマイルで3着と好走しました。なのでこの2頭に先着した馬は京都新聞杯、NHKマイルの上位よりも評価していいんじゃないですかね。簡単な力関係からいくと皐月賞が一番上位ってことになるんでしょうか。

さらに上位4頭は皐月賞からダービーへ直行ですから1戦挟んだゲシュタルト、リルダヴァルよりも状態的には上でしょう。


京都新聞杯にかんしてはゲシュタルトが勝ったということで基本軽視でいいと思います。
が、前残りの馬場、展開であったことを考えるとレーヴドリアンがなかなか評価できますかね。ただこの馬はいつも前まで届きませんからよくても掲示板といった感じなんじゃないかと思います。
コスモファントムも休み明けでいきなりあれだけ走れれば十分なんじゃないかと思います。いつも沈みそうで沈まないというのがこの馬の強みですよね。年末のラジオNIKKEIでもダノンシャンティヒルノダムールに先着しています。京都新聞杯から上積みが期待できるようなら調教なら押さえといてもいいかなと思います。もしかしたら逃げるのはこの馬かもしれませんね。

ダービーで穴を開けるのは先行馬ですからこういうタイプの馬でしょうね。

まとめるとこんな感じですかね。

皐月賞の上位はNHKマイル、京都新聞杯の上位よりかなり上の評価を与えられる。
京都新聞杯で展開が向かない中追い込んできたレーヴドリアン、休み明けで好走したコスモファントムは注目しといたほうが良さそう。


プリンシパルSは高速馬場でのタイムですのでルーラーシップには期待していません。ちょっとこの馬はローテがころころ変わって何が何でもダービーに使いたいというのは伝わるんですが、ならなぜ同日の京都新聞杯に使わなかったということをかんじます。
それは相手関係とダービーに確実に出れそうというのがあると思います。今後のローテを考えれば京都新聞杯で勝てるのであれば賞金が稼げてこの後のレース選択も楽になります。しかし、プリンシパルだったのです。したがってルーラーシップにとってダービーに出ることが一番の目標だったんじゃないかと考えられます。血統が血統なので人気になると思いますが、重賞で上位争いの出来てない馬がダービーでいきなり勝てますかね?

買う人に言わせたら良血馬だからなんとかなるみたいなことが返ってくるんですかね。血統でダービーに勝てるならなぜ兄弟はみな勝てないんですかね?アドマイヤグルーヴフォゲッタブルも秋のG1でようやく上位争いに加わりました。この馬も秋になってから見直せば間に合うと思います。



あと書いておくべきことと言えば毎年のようにきさらぎ賞の上位馬がダービーで活躍しているということですね。
09年 2着 リーチザクラウン きさらぎ賞1着
08年 2着 スマイルジャック きさらぎ賞2着
07年 2着 アサクサキングス きさらぎ賞1着
06年 1着 メイショウサムソン きさらぎ賞2着
06年 3着 ドリームパスポート きさらぎ賞1着
(05年 3着 シックスセンス きさらぎ賞4着)
04年 2着 ハーツクライ きさらぎ賞3着
03年 1着 ネオユニヴァース きさらぎ賞1着


まぁざっとかくとこんな感じです。毎年のように上位馬が来ていますね。
今年きさらぎ賞で好走したのはレーヴドリアンしか出ていませんね。

もう少し幅を広げましょう。
京都外回りの重賞好走馬としてみましょう。
シンザン記念京都新聞杯ですね。去年の3着馬のアントニオバローズシンザン記念の勝ち馬でした。
京都新聞杯については先ほど書きましたね。
シンザン記念ですが、勝ち馬のガルボが出ません。ガルボの圧勝でしたからほかの馬には出番がないかなという気がします。

さらにさらに広げましょうきさらぎ賞と同じ舞台の京都1800mです。
このコースで好走している馬は
ローズキングダム
ヒルノダムール
ダノンシャンティ
コスモファントム
ですかね。ヴィクトワールピサも負けた相手がローズキングダムだったので好走としてもいいでしょうか。ヒルノダムールよりも時計が速いですからね。

やはり上位陣しかいい条件というのは出てきませんね。



以前書いた各着順で買える馬は以下の通りでした。

1着:ヴィクトワールピサペルーサダノンシャンティ

2着:ヴィクトワールピサペルーサダノンシャンティアリゼオハンソデバンド

3着:ヴィクトワールピサペルーサダノンシャンティアリゼオハンソデバンドヒルノダムールルーラーシップコスモファントムローズキングダム


ルーラーシップはさっき書いたとおりです。ローズキングダムは脚がなんかなってましたね。最近レースの前後でいつも脚に不安があるのでいつものことといえばいつものことですが、リーチ、ハーツクライダンスインザダークとダービーで悔しい思いをしている調教師ですから、少しの不安があっても使ってくるんじゃないかと思いますね。そして直前ののりかわりも決してプラスとは言えませんし。

なので調教を確認してさらに絞りますがこのようにしたいと思います。

1着:ヴィクトワールピサ

2着:ペルーサダノンシャンティアリゼオハンソデバンドエイシンフラッシュ

3着:ペルーサダノンシャンティアリゼオハンソデバンドエイシンフラッシュヒルノダムールコスモファントム
ですかね。

正直ヴィクトワールピサにマイナスなデータというのが出てきてないんですよね。ペルーサは血統、馬場状態といった感じでしょうか。ダノンシャンティは疲れとかその辺がきになります。

アリゼオシンボリクリスエス産駒ですので内枠というのはマイナスですね。前走大外枠で5着への好走ですから前走よりパフォーマンスは落ちるかもしれません。調教で抜群に良くなければ切ろうと思います。
ハンソデバンドも同様です。