NHKマイル検討
かしら記念はエスポワールシチーが圧勝でしたね。前走ほど仕上げていないというのは明らかでしたが、力が違いました。
サクセスブロッケンは小回りは向かないんですかね。あと地方のゆるいペースも合わないと思います。
NHKマイルの検討をしていきましょう。
サンライズプリンス、ダノンシャンティの2強ですかね。リルダヴァルを含めて3強の見方も出来ると思いますが。
では今まで通り書く着順の条件書いていきましょうか。
まず勝ち馬に関しては前走皐月賞、ダート、休み明け(中6週以上)の馬は勝っていません。これをふまえて見て行きましょう。
1着
1.近2走で1800m以上の牡馬重賞連対
2.2走前重賞勝ち→ニュージーランドTで権利獲得
3.桜花賞勝ち馬
過去のNHKマイルを見てみるとこういう傾向があります。
過去の馬で該当馬は
1.タイキフォーチュン、イーグルカフェ、クロフネ、テレグノシス、キングカメハメハ、ディープスカイ
2.シーキングザパール、エルコンドルパサー、ジョーカプチーノ
3.ラインクラフト
これで14回中10回の勝ち馬を拾えます。あと4回ですが、上の3つの条件を満たす馬がいなかった年で、
シンボリインディ→前走OP特別1着
ウインクリューガー→2走前1600mの重賞1着
ピンクカメオ→2走前1600mOP特別1着
ロジック→2走前重賞連対→NZTで権利取る
と少し上の条件をゆるくした感じです。
今回のメンバーで該当するのは
1.ダノンシャンティ
2,3.該当馬なし
となります。なので頭固定でもいいかなと思っているところです。
1の条件が1800m以上なのは東京の1600mでは距離以上にスタミナが必要になってくるということだと思います。
去年まで毎日杯と共同通信杯の勝ち馬はNHKマイルで勝率100%でした。しかしアイアンルックとブレイクランアウトがそろって大敗しこの条件は確実なものではなくなりましたが、
アイアンルックはノドなり(これはレース前は明らかではなかった)、キャリア3戦
ブレイクランアウトは休み明け
と負ける要素はありました。
キャリア3戦と書きましたが、過去キャリア3戦まででNHKマイルに参戦した馬の成績は
(0-1-0-17)
となっています。唯一2着の馬は98年のシンコウエドワードです。休み明けで2着にきてますが、例外中の例外といった感じで軸にして買うような馬ではないと思います。ただこの馬は2走とも1600mですので1200m、1400mを使ってキャリアのない馬は危険と見ていいでしょう。
今年は出れればスティルゴールドのみが該当するので出てきたとしても買わなくていいと思います。
では2着を見ていきましょう。
5頭は1,2の条件と同じ馬が2着にきています。ただ、2着になると前走皐月賞の馬でもこれているのでここでは前走皐月賞の馬についてきらなくて大丈夫です。
あとの9頭についての条件は
4.近2走重賞連対(0.2秒差以内なら3着でも可)
5.前走G1で5着以内
6.1600m以上のOP特別で0.1秒差以上勝ち
です。4に関しては重賞で連対しているところからも力上位ということです。5もG1で上位の力を示しているということなので距離さえ合えば2着にこれるということでしょう。6もOP特別では力上位で勢いでG1でも好走できたんだと思います。
今回のメンバーで該当馬は
4.エイシンアポロン、エーシンホワイティ、ガルボ、コスモセンサー、サウンドバリアー、サンライズプリンス、トシギャングスター、ダイワバーバリアン
5、6.該当馬なし
となってます。サンライズプリンスがこの中では力が抜けているんですかね。前走がとにかく圧巻でしたから。中山の1600mで外枠であの勝ち方はあまり出来ることじゃないと思います。
エイシンアポロンは皐月を見る限りマイルのほうがあうと思いますが反動が気になりますね。前走完全に仕上げたと思えるくらい坂路でびっしりと追っていました。中間もかなり軽めの調教ですし今回は厳しいかなと思います。皐月賞のあと一旦ダービーに直行するという判断も疲れが見られていたからで、距離的に厳しいと思い直しマイルへということだろうと考えてます。これで調子が崩れるとなかなかもとの調子には戻ってこれない気がしますのでここで負けるようなら休んでほしいですね。
条件を満たしていないんですが、リルダヴァルは皐月賞後調子が上がってきているように思います。ダービーにどうしても出したいでしょうからここは何が何でも連対はしなくてはなりません。先週はポリトラックで追っていて末脚重視の追いきりでなかなかのタイムが出ています。そして今日骨折明けで初めてCWに入れています。足元に不安がある中CWに入れてきたことをふまえると今回は勝負気配が一番高い気がしますね。
3着の条件ですが、基本的に2着と同じで大丈夫です。6頭該当していない馬がいますが、前走0.1秒以上離して勝つとか、4戦して連対100%などですのでこういう馬がいれば抑えとけばいいでしょう。
今回はシゲルモトナリ、シャイニーナイトあたりでしょうかね。余裕があれば抑えときましょう。
他にNHKマイルのデータとしては
牝馬(3-1-4-15)
17番・18番(0-0-1-26)
前走重賞で6〜9着だった馬(2-2-1-22)
前走重賞で10着以下(1-1-1-35)
皐月賞10着以下(0-0-0-17)
前走OP特別(0-0-4-31)その中で前走1番人気だった馬が(0-0-3-6)
前走の距離は
1400m以下(0-0-4-39) 0.0% 0.0% 9.3%
1600m(5-5-3-71) 6.0% 11.9% 15.5%
1800m(2-2-1-15) 10.0% 20.0% 25.0%
2000m(3-3-2-24) 9.4% 18.8% 25.0%
こんな感じですね。牝馬はピンクカメオ、シーキングザパール、、ラインクラフトが優勝、デアリングハートが2着と人気関係なく走っています。今回サウンドバリアーがでますが注意が必要でしょう。
牝馬の好走条件というか傾向は
牡馬相手に好走
重賞連対経験あり
OP特別勝ちあり
といったところです。
サウンドバリアーの鞍上はウチパクで去年グランプリエンゼルで3着、ピンクカメオで優勝と人気薄での好走が目立ちます。展開に左右される馬ですが面白そうですね。
皐月賞で10着以下の馬の巻き返しがないということでここで狙っていたガルボには厳しい条件ですね。ただ前走が休み明け、東京で勝ちあり、重賞0.5秒差以上勝ちありということで覆せるだけの買い要素はあると思ってます。誰がなんと言おうと買うつもりですので関係ありません(笑)
エイシンアポロンには厳しい条件といえるでしょうね。
とりあえず調教みて少し絞っていこうと思いますので今日はこの辺で終わろうと思います。