天皇賞回顧

ゴールデンウィーウなのであまり時間が取れませんが軽く回顧しておきます。

とりあえず率直な感想は

また人気薄の幸四郎かよ。4歳優勢で、サンデー系が有利なBコースだとは思っていたがその馬か・・・

といった感じです。

軸にしたジャミールは自然と最後方に行ってしまいましたね。後ろから行ってさしきれる馬場じゃありませんでしたからもう少し前で競馬してほしかったです。折り合いがつきすぎて前に行かなかったのか斤量が響いたのか・・・少し気性に問題がある馬ですから悪い部分が出てしまったと捕らえて今後に期待したいと思います。

勝ったジャガーメイルは前から注目してはいましたが、ここであんな脚を使って勝ちきるとは思いませんでした。昔外人が乗ったら注目とか書いてたんですけどね。なんのためにブログに書き残してんだか・・・・
この馬に絶好の展開だったと思います。3200mも走って33秒で上がれるならこれまで重賞どころかG1も取れてたと思うんですけどね。今回ウィリアムズが最終追い切りで堀厩舎にしては珍しく目一杯に追っていたんでやはり本気でとりにきていたんでしょうね。キンシャサノキセキで初めてG1を勝ったと思ったら天皇賞も取りに来るとは。今までのはなんだったんだと思えてしまいます。

あとウィリアムズの受け入れ先の調教師が森厩舎だったのでその関係でミッキーペトラは出てきたんですかね。真相はわかりませんが。

2着のマイネルキッツはあんなに前目で競馬できるんですね。最後もいい脚使って上がりはジャガーメイルに次ぐタイムで上がってます。あの位置で上がられては後ろにいた馬にチャンスはないですね。松岡がうまく乗っていたと思います。長距離では崩れそうにもありませんね。秋にはメルボルンに出る計画もあるそうなのでがんばってほしいです。

メイショウドンタクはうまく流れに乗っていましたね。ジャガーメイルと同じ位置にずっといたので上がりの脚の差だと思います。
ナムラクレセントは長距離では堅実に走りますが、あと一伸びがありませんね。3着にはこれると思いましたが伸び切れませんでした。


フォゲッタブルは出遅れが一番の理由でしょう。体重は戻っていましたが、増やしただけで身にはなっていなかった気がします。

後方の馬たちはトーセンクラウンの不利を受けてましたが、スムーズに行っても届かなかったでしょうね。それだけ上位2頭の力は抜けていた気がします。

他の馬に関しては終わってみたら記念出走な気がしてメインストリームやベルウッドローツェカネトシソレイユは終わってみたら力不足といった感じでした。でもOP特別やG3に出たらこの経験が活きると見て注目してみたいと思います。


来週はNHKマイルですね。その前に5日にかしわ記念もあります。

エスポワールシチーが抜けた人気となり、サクセスブロッケンとの馬連も1倍台となりそうなメンバーです。今日スマートファルコンが復帰して勝っていましたが、エスポと未対戦の馬としては一番の対抗格だと思いますので秋にはぶつけてほしいですね。かしわ記念はオッズ的にどうも手を出し辛いレースとなりそうなので見ですね。エスポがどれだけちぎるかに着眼点を置き見たいと思います。ただフェブラリーのときほど仕上げていない印象ですね。先行して後ろから来た馬にあわせてまた突き放すという調教をしています。JCDのときみたいに競りかけた馬を潰しにかかるレースを目指すんですかね?毎回あんなレースが出来るなら敵なしだと思いますが。


NHKマイルですが、ダノンシャンティでいいかなと思っています。ただうわさなんですが、ノドの調子が悪いらしいというんですよね。去年アイアンルックもレース前ノド鳴りらしいということ聞いてきりましたが、ダノンシャンティは普通に調教しているんですよね。とりあえずマツクニはレース前に異常がある場合レースに使ってくるような調教師ではない気がしますので大丈夫でしょう。レースが終わり屈腱炎なんてことはよくありますが・・・・

ダーレージャパン生産の初重賞勝ち馬でかなり期待されている馬みたいです。母は兄弟にシングスピールやラーイなどがいる良血馬で世界的に見ても血統はいいんじゃないでしょうか。さらに父フジキセキというのもかなり考えられた配合らしく、Haloの3×3のクロスがあり、フジキセキの母のミルレーサーダノンシャンティの母父をさかのぼっていって、血統中のMilan Mill という馬(ミルリーフの母)のクロスを作ってるみたいですね。サンデー系でも選んでフジキセキにしたようです。エルコンドルパサーもなんか似たようなクロスが合った気がしますのでそういう意図を含んだ配合でしょう。


またNHKマイルの検討のときに各着順のデータを書いていきますが、1着に該当したのがダノンシャンティ1頭でしたので何も問題がなければ頭固定で買おうと思います。


では今日はこの辺で終わろうかと。