青葉賞、天皇賞検討
まず青葉賞から行きます。
前走を見る限りペルーサで問題ないんじゃないかと思いますけどね。
やはり今社台が一番推しているゼンノロブロイ産駒ですし、皐月賞2着のヒルノダムールに勝ってますしね。ただ前走で気になるのは3着にマコトヴォイジャーが僅差で入ってきてることですかね。まぁ前が崩れる展開で早めに動いたペルーサ、ヒルノダムールの力は抜けてますから。同じ位置にいたレッドバリオスが10馬身くらい離されてますしね。
皐月賞の権利を持つにも関わらずここに出てきたことにダービーへの勝負というのが伝わってきますね。ゼンノロブロイ、シンボリクリスエスで悔しい思いをしてるでしょうから。
相手探しのレースとなりそうですが、人気ではトゥザグローリー、ハートビートソングが続くんでしょうか。日本人はほんとに無敗の馬が好きですよね。
トゥザグローリーは母トゥザヴィクトリー、父キングカメハメハと血統にも注目が集まってるようですがね。ただキンカメ産駒は2000m以上のOPで実績を残せていませんのでここは厳しいんじゃないでしょうか。生産は社台系のノーザンファームです。
まだ2戦しかしていないのが気になります。これはハートビートソングにもいえますね。
ハートビートソングも社台生産馬です。この馬は社台がそのまま持ってるんですね。母父トニービンといかにも東京が合いそうな血統です。ただこの馬は外枠が気になりますね。まだ開催してすぐなのでやはり内枠が有利でしょう。ここで外を回して勝つようなら本番でも期待できると思うんですけどね。
過去10年の傾向を見ていきましょう。
1.勝ち馬は1〜3番人気に限る
2.勝ち馬は重賞好走(5着くらいが目安)、500万勝ち、OP3着以内
3.2,3着に広げてもOP好走、500万勝ちという傾向はあまり変わりません
4.3着以内の馬すべて3月以降に出走あり(中山、阪神開催以降と言う意味で)
こんな感じですね。
該当している馬は
ペルーサ
トウカイメロディ
レッドスパークル
リリエンタール
ハートビートソング
です。レッドスパークルは前走皐月賞ですが、前々走すみれSで勝ってます。
1頭づつ見ていきましょうか。
ペルーサ、トゥザグローリー、ハートビートソングについては前述の通りです。
アロマカフェは重馬場で2勝をあげています。中1週で調教はかなり軽めな気がしますね。
トウカイメロディは2200mで2勝をあげています。完全に非根幹距離の馬な気がしますね。チーフベアハート産駒ですから2200mが得意なのもうなずけます。ただかなり切れのある馬ですから展開しだいでは来るんでしょうか。いや前残りの馬場だから厳しいかな・・・
リリエンタールは藤沢厩舎・山本英俊3頭だしのうちの1頭です。ペルーサが一番手候補ですし、ヨーロッパ系の血統で日本向きではない気がします。東京2000mなら得意そうですね。
次に調教がいいと感じたのは
◎ビッグバン
○ペルーサ
○サクラエルドール
○トウカイメロディ
○エクセルサス
○リリエンタール
です。ビッグバンは出来だけなら1番いいかもしれません。ただ能力的に壁を感じますからね。
エクセルサスは久々になりますが仕上がってますね。この馬もノーザンファームの生産馬です。
あとは騎手、種牡馬成績です。
[騎手]
吉田豊 (8-4-2-48) 12.9% 19.4% 22.6%
内田博幸(7-9-7-19) 11.7% 26.7% 38.3%
安藤勝己(5-1-1-16) 21.7% 26.1% 30.4%
横山典弘(4-7-2-34) 8.5% 23.4% 27.7%
柴田善臣(4-6-8-34) 7.7% 19.2% 34.6%
松岡正海(4-5-2-49) 6.7% 15.0% 18.3%
田中勝春(4-3-5-52) 6.3% 10.9% 18.8%
吉田隼人(3-1-4-21) 10.3% 23.8% 27.6%
北村宏司(2-5-5-48) 3.3% 11.7% 20.0%
四位洋文(2-2-4-14) 9.1% 18.2% 36.4%
福永祐一(2-2-4-16) 8.3% 16.7% 33.3%
石橋脩 (2-0-2-15) 10.5% 10.5% 21.1%
戸崎圭太(1-0-2-4) 14.3% 14.3% 42.9%
池添謙一(1-0-0-11) 8.3% 8.3% 8.3%
川田将雅(1-0-0-15) 6.3% 6.3% 6.3%
柴山雄一(0-2-2-29) 0.0% 6.1% 12.1%
秋山真一(0-1-1-1) 0.0% 33.3% 66.7%
小林淳一(0-0-0-0) 0.0% 0.0% 0.0%
[種牡馬]
スペシャルウィーク(6-11-6-39) 9.7% 27.4% 37.1%
グラスワンダー (3-2-0-22) 11.1% 18.5% 18.5%
ネオユニヴァース (2-2-0-7) 18.2% 36.4% 36.4%
マンハッタンカフェ(1-4-5-32) 2.4% 11.9% 23.8%
フジキセキ (1-3-1-12) 5.9% 23.5% 29.4%
チーフベアハート (1-2-2-16) 4.8% 14.3% 23.8%
キングカメハメハ (1-2-1-8) 8.3% 25.0% 33.3%
ホワイトマズル (1-2-1-20) 4.2% 12.5% 16.7%
アドマイヤコジーン(1-1-1-3) 16.7% 33.3% 50.0%
トウカイテイオー (1-1-2-13) 5.9% 11.8% 23.5%
Montjeu (1-0-0-4) 20.0% 20.0% 20.0%
ニューイングランド(0-1-2-7) 0.0% 10.0% 30.0%
Galileo (0-1-0-2) 0.0% 33.3% 33.3%
サクラプレジデント(0-0-0-4) 0.0% 0.0% 0.0%
アグネスデジタル (0-0-0-3) 0.0% 0.0% 0.0%
ゼンノロブロイ (0-0-0-0) 0.0% 0.0% 0.0%
ペルーサが抜けた人気ですし、逆らう必要はないでしょう。ただ関西馬が思ったより出てきていますね。今年から青葉賞は2着までしか権利がない。実質賞金が入るので優先出走権の意味合いは薄れてきてる気がしますけどね。京都新聞杯もG2ですし賞金はかなり入ります。去年は賞金を持ってる馬が優先出走権を逃していたためハードルが高くなっていましたが、今年はそうでもなさそうですからね。
さらに藤沢3頭だしも気になります。1〜3着まで独占してもペルーサが1,2着なら1頭はダービーに出れないですしね。
関西馬が思ったほどペルーサを強いと思ってないか、ペルーサがメイチで来ていないとよんで来ているんでしょうか。
馬券はペルーサ1着の馬券を買いますが、負けることを想定して2着付けの馬単を抑えておきます。
予想は
◎ペルーサ
○トウカイメロディ
▲エクセルサス
△レッドスパークル
☆リリエンタール
でいきます。トゥザグローリー、ハートビートソングは負かした相手があまり強くなさそうということ。ハートビートは少頭数のレースしか 経験していないことが買わない理由です。
3連単
◎→○▲△→○▲△☆
馬単
○▲△→◎
でいいですかね。ペルーサ以外の人気馬が飛ぶことを期待してます。エクセルサスは久々ですが種牡馬の相性のいいコースであることと調教のよさに期待です。
では天皇賞にいきます。
前々日発売では
1番人気 フォゲッタブル
2番人気 メイショウベルーガ
3番人気 ナムラクレセント
以降ジャミール、ジャガーメイル、マイネルキッツ、テイエムアンコール、トウカイトリックと続いてます。
メイショウベルーガ、ナムラクレセントの人気には驚いてます。正直ここでは厳しいと思うんですけどね。フルゲートの天皇賞は毎回のように荒れてますし上位の馬たちには飛んでもらいましょう。
調教がいいと感じるのは以下の通りです。
○カネトシソレイユ
○ジャミール
です。頭数がかなり多くなってしまいました。ジャガーメイルは過去にないくらい仕上げてきているんじゃないでしょうか。たしかに去年香港からぶっつけで5着に入ったり、前走ブエナビスタにクビ差までせまってますからがんばれば勝てるというレベルにいますからね。ただ直前輸送が気になりますね。木曜に時点で前走と馬体重が一緒ですし。ただ輸送自体は香港でも好走できてるので大丈夫だとは思いますが、ゴールデンウィーク特有の渋滞に巻き込まれなきゃいいんですが。一昨年ドリームパスポートが渋滞に巻き込まれて散々でしたからね。やはり関東馬なら前もって輸送してるほうが安心ですよね。
穴で面白そうだと思っていたベルウッドローツェは調教がひどいです。これは期待できないかなーといった感じですので今回は見送ろうと思います。
ジャミールは調教のときからソラを使う馬みたいで集中してない感じです。ただタイム的には悪くないですし、アンカツもその辺のクセは把握しています。実力的に抜けた馬がいない今回は血統がものを言うんじゃないでしょうか。
マイネルキッツは蓄膿症でしたっけ?去年に比べ順調度が劣りますね。前年勝ち馬は連対率100%なので抑えますが、軸にはしません。
セントライト3着→菊花賞2着(エアダブリンは3着)→ステイヤーズS1着→ダイヤモンドS1着→天皇賞
というローテです。そしてエアダブリンは本番で1番人気5着でした。このローテはどれだけ長距離に実績を残していても厳しいということなんです。一応1着で狙える馬で完璧に条件を満たしているので1着にも買いますがあまり期待していません。
人気になっているナムラクレセントですが、一昨年の菊花賞3着、去年の阪神大章典3着が評価されてのものでしょうね。ただこの馬で気になるのは去年のローテです。
もともとかかりやすい馬なので長距離には向いているほうではありませんでしたが菊花賞はレベルの低いメンバー、阪神大章典は重馬場と能力でどうにかなりました。
阪神大章典以降は2000m前後を使ってます。さらに夏以降は1800mが主体ですね。
毎日王冠を使っているところを見るとこのくらいの距離が合うと判断したんでしょう。同日に京都大章典(2400m)があるのにも関わらずです。その後も2000m→1800mと使ってます。
休み明け日経賞を使ってますが、これは休んでる間に天皇賞が手薄なメンバーになりそうで出れれば勝てると陣営が色気を出してきた証拠だと思います。もともと新馬戦は1400mに出ていますし、中距離があう馬なんでしょう。血統的にもあまり推せるというわけではなさそうなので見送ることになりそうです。
ただ4,5歳の菊花賞3着以内馬は(6−5−5−16)となっており複勝率50%となってます。他に買いたい馬が出てこなければ抑えといても面白いと思います。