皐月賞検討3

今日もブログ更新します。
では今回のテーマは

ヴィクトワールピサと似た戦跡を持つ馬との共通点』

ってことで書いていきます。

まずヴィクトワールピサの戦跡から見ていきましょう。


日付  レース名     人気 着順   着差    2着馬(勝ち馬)
10.25  新馬戦      1  2着  0.1秒   (ローズキングダム
11.07  未勝利戦     1   1着  0.6秒   フィールドペガサス
11.28  京都2歳S    1  1着  0.2秒   メイショウホンマル
12.26 ラジオNIKKEI2歳S 1  1着  0.0秒   コスモファントム
03.07  弥生賞      1  1着  0.1秒   エイシンアポロン

すべて1番人気で結果残してますね。
今回も1番人気でしょうね。

『4連勝で皐月賞に挑む1番人気』

という見方が出来ますね。
過去に4連勝して皐月賞に挑んだ馬は以下の通りです。
91年 トウカイテイオー  OP3勝、すべて0.3秒差以上勝ち
92年 ミホノブルボン   OP2勝 G1勝ちあり
93年 ウイニングチケット OP2勝
94年 ナリタブライアン  OP4勝 すべて0.5秒差以上勝ち
02年 タニノギムレット  OP3勝 0.1秒差勝ちあり
09年 ロジユニヴァース  OP3勝 0.1秒差勝ちあり

このうちトウカイテイオーナリタブライアンミホノブルボン皐月賞を1番人気で勝っています。
ウイニングチケットは4着、タニノギムレットは3着、ロジユニヴァースは記憶に新しいところですが、14着に沈んでいます。
負けた3頭について検討すると

ウイニングチケットは4勝中2勝がOPであと2勝は未勝利戦、500万特別でした。

未勝利を勝った後クラシックを意識して仕上げて2勝目の500万特別を勝つ。しかしこれだけではクラシックに出られないので3勝目のOPでまたメイチで仕上げ賞金を稼ぎ、最後トライアルにでて格好をつけとかないと思いメイチとまでは行かなくてもある程度仕上げてトライアルに挑みここも勝ってます。ここで疲労ががたまり本番で負けてしまったと考えてます。

あとの2頭は
「4連勝中にOP3勝で、0.1秒差の僅差の勝利がある。」

ということですかね。

タニノギムレット・・・シンザン記念0.1秒差勝ち、スプリングS0.0秒差勝ち
ロジユニヴァース・・・新馬戦0.1秒差勝ち
さらにロジユニヴァース阪神→札幌→阪神→中山と輸送ばかり繰り返していて疲労が抜けきらなかったんじゃないかと思われます。いまだに体質は弱いですからね。

ミホノブルボンも0.0秒差勝ちがありますが、朝日杯ですし、スプリングSで1.2秒差勝ちしているのですでに世代では上位の力を示していました。

OP3勝の時点で相手も強い上に最初のOPから仕上げて挑んできますから疲労が気になります。さらに0.1秒差以内のレースをしてるということは少々無理してレースをしているということですからここでも疲労が気になります。

トウカイテイオーナリタブライアンはいうまでもなくすべて圧勝ですので文句ありませんね。

ではヴィクトワールピサを見てみますと
・OP3勝
・0.1秒差以内勝ちあり(未勝利戦以外すべて僅差)

となっているんです。これでヴィクトワールピサが危険だといっている理由がわかりましたかね?

さらにいえばすべてスローでの競馬しか経験していないので本番どうでしょうかね。
去年のアンライバルドも皐月の前には同じことを言われてましたが、年明けの若駒Sで0.6秒差勝ちがありましたので、買い要素がありましたが、ヴィクトワールピサは買い要素に乏しいですね。

なので負ける確率が高そうです。3着に抑えとけば十分と感じてます。


では明日は

『各トライアルの好走条件』

ってことでやっていきましょうかね。トライアルで勝った馬が負ける理由、負けた馬が3着以内に浮上してくる理由など検討していこうかと思います。