フェブラリーS検討2
競馬もそうですが今日はオリンピックで日本人が銀と銅メダルを獲得しました。リアルタイムでは見れなかったんですがパソコンの速報でみて興奮してしまいました。この調子で日本勢にはがんばってもらいたいものです。
競馬以外の話題を書いたのは初めてでしたが今後もこんな感じで時事ネタがあったら書いていこうと思います。
では話を競馬に戻します。
昨日は芝からの馬でいらない馬、展開を左右しそうな馬についてのみ触れました。
今日は血統とデータの検証をしようと思います。
まずは血統です。
得意な血統はサンデー系(フジキセキ、サンデーサイレンス、バブルガムフェロー、ダンスインザダーク)、デピュティミニスター系(フレンチデピュティ、クロフネ)、ミスプロ系(エルコンドルパサー、アフリート、フォーティナイナー)、ロベルト系(ブライアンズタイム、シンボリクリスエス)。この辺が得意な血統です。特に去年は上位3頭にデピュティミニスター系の血が含まれており今年も注目しといたほうがいい血統でしょう。
血統別に分けて書き出してみると
サンデー系:エスポワールシチー、オーロマイスター、リーチザクラウン、ザレマ
デピュティミニスター系:スーニ
ミスプロ系:グロリアスノア、ケイアイテンジン、ダイショウジェット、ミリオンディスク、ワンダーポデリオ、ビクトリーテツニー
ロベルト系:サクセスブロッケン、ワイルドワンダー、トーセンブライト
父のほうに入ってるのはこの馬たちです。
では次に母父のほうも見てみましょう。
サンデー系:サクセスブロッケン、ワイルドワンダー
デピュティミニスター系:サクセスブロッケン(母母父)
ミスプロ系:トーセンブライト、ザレマ、グロリアスノア、ケイアイテンジン
ロベルト系:エスポワールシチー、オーロマイスター
です。血統的にはサクセスブロッケン、エスポワールシチー、ワイルドワンダー、グロリアスノア、トーセンブライト、オーロマイスターあたりがよくマッチしていますね。父ミスプロ系は3着で穴をあけることがあるのでその辺で注目です。
次にフェブラリーSのデータです。
1.ダート未勝利は過去10年3着1頭、ダート連対率50%以下は過去10年連対2頭となっているので、この条件に合わない馬は減点。
減点対象馬:ザレマ、スーパーホーネット、ダイショウジェット、トーセンブライト、リーチザクラウン、レッドスパーダ、ローレルゲレイロ
2.重賞条件で中山開催を除き、過去9年で連対馬27頭中24頭に1400〜1800mの重賞勝ちあり。交流含めダートG1で連対経験のある馬は中山開催を含めても30頭中22頭が該当。この条件に合わない馬は減点。
減点対象馬:オーロマイスター、ザレマ、スーパーホーネット、ダイショウジェット、ミリオンディスク、リーチザクラウン、レッドスパーダ、ローレルゲレイロ
ただし、グロリアスノア、トーセンブライトはダート1400mの重賞勝ちがあるが、G1連対はなし。テスタマッタはG1勝ちはあるが1400〜1800での重賞勝ちなし。
3.勝ち馬の条件で東京のOP勝ちか重賞連対経験がある。これは中山開催を除く9年すべてに当てはまる。
減点対象馬:エスポワールシチー、オーロマイスター、ザレマ、スーニ、スーパーホーネット、テスタマッタ、ミリオンディスク、リーチザクラウン、レッドスパーダ、ローレルゲレイロ
4.過去10年3着以内30頭中27頭に過去1年でダート重賞勝ちかダートG1連対があった。
減点対象馬:オーロマイスター、ザレマ、スーパーホーネット、ダイショウジェット、リーチザクラウン、レッドスパーダ、ローレルゲレイロ、ワイルドワンダー
5.勝ち馬は芝ダート兼用のアグネスデジタルを除き前走は根岸S、平安S、川崎記念、東京大章典、川崎記念に限る。どのレースでも着順は3着以内。平安Sと川崎記念の勝ち馬はフェブラリーSでは勝ち馬を出していない。今年はどちらの勝ち馬も出てないけど・・・
これは減点じゃなく、条件をクリアしてる馬
→エスポワールシチー、オーロマイスター、グロリアスノア、サクセスブロッケン、テスタマッタ
ただ不思議と毎年違うレースをステップにしてきている馬が勝ってるんですよね。去年は川崎記念から組だからテスタマッタの頭はないかな・・・・
6.前走内容。3着以内まで広げると前走ダート重賞5着以内が目安。04年の2,3着が7着、11着からの参戦だったのできつく縛ると危険な気もしますがデータとしては十分でしょう。
減点対象馬:ザレマ、ケイアイテンジン、スーパーホーネット、ビクトリーテツニー、ヒシカツリーダー、ミリオンディスク、リーチザクラウン、レッドスパーダ、ワイルドワンダー
7.年齢。
4歳(4,5,0,30)
5歳(5,2,2,20)
6歳(1,1,6,40)
7歳(0,1,2,22)
8歳(0,1,0,14)
9歳(0,0,0,2)
となっています。6歳の勝ち馬はG1連勝中のヴァーミリアン。7,8歳の2着はブルーコンコルド。若い馬が活躍していますね。去年ヴァーミリアンとカネヒキリが負けるとは思わなかったんですけどね・・・7歳以上の馬は勝ちは望めません。1、2着に4,5歳で3着にそれ+6歳と言った感じでしょうか。
あと枠順にも触れておこうと思うんですが、まだどの馬が入るかわからないのであまり書いてもしょうがないと思いますが、いちおデータとしては1枠が極端に成績が悪く、8枠がとてもいいです。
中山開催を除くと枠順の傾向は
1枠(0,1,3,13)
2枠(0,0,1,17)
3枠(0,2,0,16)
4枠(0,1,1,16)
5枠(2,2,0,14)
6枠(1,1,1,15)
7枠(2,1,0,15)
8枠(4,0,4,10)
勝ち馬は5枠より外に集中しています。2,3着はどの枠も満遍なく出ていますので軸は外枠から、相手はあまり枠を気にせずかっていいでしょう。
1〜7のデータのうちマイナスデータがなかったのはサクセスブロッケンだけです。ついでエスポワールシチー、テスタマッタ、スーニ、グロリアスノア、ワイルドワンダーあたりが残っています。本来ならサクセスブロッケンが本命にするのがデータ検証の意味を持つと思うんですが、鞍上の内田がね。乗るなら絶対無理して乗ってきてるんだと思います。豊も一昨年の年末そうしてたけど成績は散々でした。今もその影響かななんて思いますが。内田も無理して乗ってくるような騎手ですのでフェブラリー1鞍絞ってきても危険かなと思います。乗り換わるにしても乗るのが難しい馬でしょうから頭はないかな。そもそもフェブラリーSを連覇した馬がいないし。アンカツか後藤がのるなら抑えようと思います。こうなるとやはり本命はエスポワールシチーでしょう。あとは枠順しだいでしょうね。
データ的には芝から参戦の馬は全部きりになってしまいます。印象からしてもいらない馬ばっかだと思いますが、父タイキシャトル
母父ストームキャットのレッドスパーダは05年の勝ち馬のメイショウボーラーと同じ配合なので紐に抑えといて損はしないかなと思っているところです。ただ藤沢厩舎は平気で重賞をたたき台に使ってきますからね。レッドスパーダ自身もNHKマイルのたたき台として皐月賞を使おうといってたくらいですから。高松宮の叩き台なんでしょうか。