シルクロードＳ、共同通信杯回顧・きさらぎ賞検討

どちらもはずれです。最近どうもあたりませんね。シルクロードはデータで切りすぎたのと、展開、馬場状態すべて見誤りました。去年、一昨年は絶対的な逃げ馬がいて、差しが決まっていたというのを見逃してました。スプリント＝ハイペースっていう見方をしていたのかな。

回顧すると、
まず共同通信杯はアリゼオは終始かかってましたね。距離延長すると不安が残りました。ただそれでいて3着に粘るんですから力はあります。人気になりすぎてましたね。勝ったハンソデバンドはスローで前目で折り合えたのは収穫ですね。マンハッタンカフェ産駒だし距離延長も問題ないと思います。中山、東京で勝ててるのも大きいですね。ハナ差2着のダノンシャンティはすごい脚でした。前目でレースすると距離に不安が出てくるでしょうからあの競馬のほうがいいでしょう。狙うならＮＨＫマイルかな。あのレースは差しが決まらないレースなんだけどね。本命に押して4着だったダイワアセットはいい位置にいたと思うんですが、やっぱ後ろから行ったほうが良さそうです。個人的にもそのほうを希望してたんだけど。アースステップはやはり力不足ですかね。距離が伸びていいとも思えないんでダートのほうがいいかな。タイセイレジェンドは休み明けでよくがんばったほうだと思います。三浦が降りてくれれば今後注目しても良さそうです。

シルクロードはショウナンカザンが逃げる馬がいず結果逃げに行きました。これは予想できる展開ではあるんですけどね。アルティマの2番手も。シンボリグランは前走強い競馬をしていたので評価していましたが、スタートが悪く後ろからとなってしまいました。ただ前が残る展開で3着にこれたのは力の証拠だと思います。ハンデが手ごろだったのもよかったですね。シャウトラインは前走粘っていましたが前が残る展開で粘っただけだと思い、評価しませんでしたが、ここでも力のあるところを見せてくれました。ＯＰならまたすぐにでも勝てるね。ラインブラッド、プレミアムボックスはよく追い込んできてますが展開が恵まれませんでした。今後も注目しといたほうがいいでしょう。本命にしたドラゴンウェルズですが、少し絞ってはきてましたが、もっと絞ったほうがいいんでしょうか見せ場なく沈んでしまいました。暖かくなってきたら注目してみたいと思います。

では今週の重賞検討です。

きさらぎ賞からかな。毎年のようにここを好走する馬はダービーでも好走するので注目のレースですね。
このコースはとにかくサンデー系です。でもここでもやはりフジキセキはあまり成績がよくありません。母父がトニービンとかスタミナ系ならいいんですが。あとトニービン、ブライアンズタイムの子供の産駒。サンデーとトニービンはもう産駒がいないので母父でも大丈夫です。トニービンでなくてもグレイソヴリン系はいいですね。

血統で注目の馬は
サンデー系
ネオユニヴァース：インペリアルマーチ、ネオヴァンドーム
アグネスタキオン：クゥークスター、サンライズプリンス、ステージプレゼンス
スペシャルウィーク：レーヴドリアン
マンハッタンカフェ：ダイワバーバリアン

ブライアンズタイム系
ブライアンズタイム：バーディバーディ
タニノギムレット：ダノンハラショー

グレイソヴリン系
アドマイヤコジーン：メジャーテースト

母父まで広げると
サンデー系
アドマイヤロイヤル
カネトシディオス
ダノンハラショー
メジャーテースト

グレイソヴリン系
ネオヴァンドーム
レーヴドリアン
ステージプレゼンス

さすがにこの時期になると可能性を感じてか相性のいい血統の馬たちが多くなります。

あと他のデータえお紐解いてくと、
過去10年勝ち馬の9頭は2勝馬。あと1頭はドリームパスポートで萩Ｓ、京都2歳Ｓで2着がありました。レインボーペガサスはダートで上げた2勝です。ダートとはいえ3走すべて上がり最速でした。

2着：
3勝5頭、2勝2頭、1勝3頭。2勝馬はサイレントディールとブラックタイドでどちらもOP勝ちしてます。サイレントディールはシンザン記念だしね。1勝馬はマッキーマックス、エリモブライアン、スマイルジャックで、マッキーマックスはシンザン記念2着、エリモブライアンは若駒S2着、スマイルジャックはいちょうSと芙蓉S2着東スポ杯3着とOPで連対、重賞3着以内など実績がありました。
3勝馬は不思議と勝ち馬は出ていなく２着５頭５着１頭となってます。賞金足りてるし仕上げてきてないのかも知れませんね。

3着：
1勝9頭、2勝1頭。
2勝馬はヤマニンキングリーで2勝していますが他の2走では掲示板を外していました。前走は朝日杯で7着です。
1勝馬を見ていくと新馬勝ち直後のハーツクライ、未勝利直後のサムライタイガーがいます。ハーツクライはそのあとの活躍を見ると当然というかこの頃から力があったんだなと思います。サムライタイガーは新馬戦3着、未勝利戦1着でした。新馬戦の勝ち馬がヒカルオオゾラということで仕方ないかなとも思いますが、未勝利戦で逃げて上がりが2番目というレースをしていました。平凡なレースをしていてはだめなんでしょう。
他を見ていくとキングザファクトは条件戦で2着＋連対100％、ビッグゴールドは前走シンザン記念で2着、カゼニフカレテは野路菊Sで2着と京成杯4着、マッキーマックスは前走シンザン記念2着、アドマイヤフジはホープフルS3着＋条件戦2着、マイネルスケルツィは・・・前走ラジオNIKKEIで9着、エンブリオは未勝利勝ち後2走掲示板にも乗れませんでしたが、前走条件戦で前が崩れる展開ではありましたが、大幅に出遅れ最速で上がっていました。マイネルスケルツィ、エンブリオは若干無理やりですが、他の馬たちには重賞やOPで掲示板などの実績がありました。

でデータ的に1着から見ていくと
1着：サンライズクォリア、シャイン、ダイワバーバリアン、バーディバーディ、レーヴドリアン
2着：1着の馬と同じ
3着：カネトシディオス、ダノンハラショー

てな感じになります。サンライズクォリアとバーディバーディはダートであげた2勝です。バーディバーディはヒヤシンスSのほうに行きそうなんで今回はいいでしょう。サンライズは難しくて、血統的には芝もこなせると思うんですが、ダートで5走して上がりが2走1位、2走2位となってます。前走G１で4着に負けてしまい、上がりも特に速いものではありませんでした。しかも4着といっても1.6秒離されてるし・・・重馬場だったんでスピード決着だったんですが、それでは芝は厳しいでしょうか。ヒヤシンスに登録してないんでこっちに出るんでしょうが。レインボーペガサスは特殊だったことで今回この馬は切りでしょう。

シャインは2勝で重賞も2着になってクラシックは出れるでしょうからここ目標じゃないし、頭に期待しなくてもいいかなと思います。例年の3勝馬扱いで。ダイワバーバリアンはデイリー杯で前で粘り4着、朝日杯で内枠を活かしたとはいえ３着。実績は上位でしょう。朝日杯で4着のガルボがシンザン記念勝ってますしね。レーヴドリアンは新馬戦こそ負けましたが、3戦すべて上がり最速です。しかも強調材料を挙げると前走3着に負かしたミッキードリームは新馬戦でリルダヴァルの3着、1月30日の条件戦で勝ってるんですよね。

ダイワバーバリアンとレーヴドリアンの一騎打ちみたいな見方が出来ますね。レーヴドリアンのほうが2000ｍを経験してるし、ダイワバーバリアンは1400ｍで2勝と距離適正的にレーヴドリアンのほうに分があるかな。

3着に書いたカネトシディオスはシンザン記念の回顧で買いたいと書いた馬です。ただ前日の条件戦にも登録してるのでそっちに行きそうですよね。想定の騎手も未定になってるし。ダノンハラショーは芙蓉S、萩S4着とOPで掲示板に乗ってます。千両賞で8着と負けましたが内枠でもまれたのもあると思います。

血統も加味して調教も見て週末に予想を決定したいと思います。