川崎記念回顧・東京新聞杯検討
今週はいそがしくなりそうなので今週は買わないつもりだったんですが、検討する時間があるのでやはり買うことにします。
まず川崎記念の回顧です。
ヴァーミリアンが貫禄の勝ち方といったところか。フェブラリーＳには使わない感じだったのでここにメイチで仕上げてきたのでしょう。調教からもそれが伺えます。距離も2000ｍくらいないともとからズブいところがありましたが最近4、5歳勢が力を付けてきておりついていけなくなりました。地方というよりペースが上がらないほうがいいんでしょう。つぎは帝王賞でしょうがまだまだ有力候補です。
2着のフリオ−ソは去年と同じようにレースを進め、今年も差されてしまいました。地方ではやはり力が上位です。輸送は苦手なんで南関の2000ｍくらいなら中央の馬と張り合えるんじゃないかと思います。
3着のテスタマッタはノドの状態は問題なさそうですね。距離の問題だと思います。マイルくらいのほうがいいんじゃないかな。この馬は中央のハイペースのほうがあってると思います。4着のゴールデンチケットも同じで距離は1800ｍがベストだと思います。
そんなかんじですかね。5着以下は力が違いますからね。
では東京新聞杯の検討していきます。
メンバー的には京都金杯＋キャピタルＳ＋ニューイヤーＳ＋ファイナルＳっていったところですね。
それぞれのレースを振り返ってみます。
京都金杯：上位2頭は後方から追い込んできた馬で、3着レインダンスは4角6番手から追い込んでくるという完全な前崩れの展開。しかもレインダンスは父ダンスインザダークはハイペースでこその馬なんで、日曜の京都牝馬に出ますが過大評価は禁物だと思います。その前総崩れの展開で2番手レースを進めトップハンデで5着に粘ったマイネルファルケのレース内容は評価できます。グッドキララは軽ハンデで後ろから行ってただけのものなので評価できません。タマモサポート、ティアップゴールドもマイネルファルケに比べると買い要素はありません。勝ったライブコンサートなんですが、この馬はハイペースでこその馬だと思ってますので今回どうしても逃げたい馬がいない以上買えません。安田記念みたいに前がかなり速くなればいいかな。
キャピタルＳ：勝ったトライアンフマーチとキャプテンベガは内外の差なので力の違いはないでしょう。斤量もそのときと同じだし。3着のアップドラフトの評価が難しいです。ただこのレースは8歳馬の連対はないのでここは切ってもいいんじゃないかな。最近安定した成績を収めてるからすこし怖いけど。4着のリザーブカードは富士Ｓでも4着なので比較しやすいですが、走破タイムはどちらも同じくらいなのでこのこの馬を基準にすると、富士Ｓは混戦だったのに対し、キャピタルＳは1着から0.4秒離されての物なので、2つのレースの上位を比べるとキャピタルＳのほうを上位に見ようと思います。
ニューイヤーＳ：ペース自体はハイペースだが、前2頭が飛ばしすぎてのものなので実質ミドルというかんじかな。レッドスパーダもエーシンフォワードもハイペースで押し切るレースのほうが得意で、今回そこまでペースが上がりそうもないのでこの2頭が粘ってる横を一気に差してくる馬がいれば厳しいと思う。
ファイナルＳ：ペースがとても遅く、なるべく前目にいたほうが有利なレースでした。逃げた2頭は人気のない馬たちだったし、自滅かな。時計のかかる芝だったのかもしれませんが、時計もはやいものではなく、0.2秒さで勝ったエーシンフォワードくらいしか評価できません。ただこのときは55kgでのものなのでそこまで大きく評価はしません。
こんなかんじですが、この中で評価したいのは
といったところです。かなり人気どころしか残ってません。
あと別路線組では、スマイルジャックは三浦とはいえG１を戦ってきた経験から買わないといけないと思います。東京が得意なタニノギムレット産駒だしね。
チョウカイファイトは狙ってみるのは面白いかもしれません。瞬発力勝負になりやすいのでアグネスタキオン産駒は脅威ですし、東京での実績もあります。
プロヴィナージュはあまり切れ味のあるタイプではないので今回は買いません。牝馬戦じゃなく混合戦に来たのはいいですが。
ストロングガルーダはダンスインザダークということでここでは買いにくい。もっとペースが速くなりそうなら買いたいけどね。
アブソリュートは東京1600ｍ重賞2勝してますが、どちらも時計のかかる状態でのもので正直評価しにくいです。
しかしこのレースは富士Sのとき書いたとおり、差し馬狙い。とくにサンデー系が活躍しています。母父に含んでいても注目です。
父サンデー系：トライアンフマーチ、キャプテンベガ、ストロングガルーダ、チョウカイファイト
母父サンデー：アブソリュート、スマイルジャック、プロヴィナージュ
この中でさっき書いた通りストロングガルーダ、プロヴィナージュは今回買いません。
ただ少し不安なのが逃げると思われるマイネルファルケに乗るのが藤田だということです。東京1600ではかなり安定してる騎手の一人ですが、2年前の東京新聞杯が荒れたのはこの騎手によるものだと思います。
ローレルゲレイロで逃げて勝ったんですが、例年になくペースを上げてレースをしました。これはローレルゲレイロが瞬発力勝負では分が悪いとみて後ろに脚を使わせるレースをしました。好位につけてもわりといい脚を使えるパターンの馬は潰されてしまいます。そしてケツから一気に行こうとしてる馬も届かないかな。今回もマイネルファルケは瞬発力勝負では分が悪いと思うので同じようなレースをしてくると思います。あと1600以上の距離で実績を残してる馬じゃないと耐え切れないと思います。
さっきあげた馬たちは1600以上で実績を残してるので大丈夫だと思いますが・・・
ってことで予想は
◎マイネルファルケ
○トライアンフマーチ
▲スマイルジャック
△キャプテンベガ
△アブソリュート
☆チョウカイファイト
買い方は
3連複
◎−○▲△☆
