新潟2歳S2

新潟2歳Sといえば二桁人気馬が毎年のように好走していて荒れるレースといえます。

10年
10番人気2着
マイネルラクリマ
チーフベアハート
母父サンデーサイレンス
母母父ニホンピロウイナー

09年
15番人気2着
フローライゼ
ニューイングランド
母父サクラバクシンオー
母母父ノーアテンションニジンスキー系)

08年
15番人気2着
ツクバホクトオー
フジキセキ
母父アーミジャー(レインボークエスト産駒)
母母父リファール

07年
16番人気2着
シャランジュ
父テンビー(ニジンスキー系)
母父コマンダーインチーフ(リファール系)
母母父ヴェイグリーノーブル凱旋門賞馬)

06年
11番人気2着
マイネルーチェ
スペシャルウィーク
母父サッカーボーイ
母母父ニホンピロウイナー

03年
10番人気3着
アウトディスタンス
カーネギーサドラーズウェルズ系)
母父エーピーインディボールドルーラー系)
母母父ガイガーカウンターミスプロ系)

二桁人気馬の好走馬の血統を書き出してみました。

ヨーロッパ系の長距離血統がかなり重要になっていることがわかる。

ニジンスキー系やリファール系、サドラーズウェルズ系などが含まれている馬が多い。2歳重賞なので今後1勝も挙げられないような馬も出走してきて、新潟の長い直線は距離以上にスタミナが必要だということでしょう。長距離血統にかんしては、最後にある程度馬を絞ってみるのがいいかと思いますので、また後日にします。


二桁人気馬にかかわらず好走馬が多いのはサンデーサイレンス系。新潟の直線というだけで、瞬発力勝負というのは容易に想像がつきますが、実際にサンデーサイレンス系が活躍しています。
今回のメンバーでサンデーサイレンスを含んでいるのは、

アドマイヤリリーフ
エピセアローム
クリッピングエリア
ジャスタウェイ
ダローネガ
ダンスインザマミー
トウケイヘイロー
ニコールバローズ
ニンジャ
ハッシュドトーン
ヒシマーベラス
プレノタート
モンストール
ラフレーズカフェ
ロッソコルサ
ヴュルデバンダム

やはりサンデーを含んでいる馬は多いですね。


血統はここまでにしときましょうか。

次に上がりについてですが、上がり上位の馬でないと好走は厳しいです。

3位以内
(7−7−4−12)

4位以下
(2‐2‐5)

連対しているのはほとんどが3位以内です。
4位以下の馬の上がり順位を見てみると、
4位3頭、5位5頭、6位2頭
と4位以下と行っても行って粘り切るのではなく、ある程度の上がりは使えています。

速い上がりを使えるかどうかの見極めはまた次回。