宝塚記念検討4

今日の馬場状態の傾向を調べました。

芝のレース5つの上位3頭の血統です。

1800m
1着
ディープインパクト
母父トニービン
母母父ダンチヒ

2着
ステイゴールド
母父ベロット
母母父ラセンディー

3着
ダンスインザダーク
母父ウッドマン
母母父ノーザンダンサー
リボーあり。ヒスマジェスティーとグラースタークの全兄弟のクロスあり

1800m
1着
デュランダル
母父デインヒル
母母父トウショウボーイ

2着
シンボリクリスエス
母父サンデーサイレンス
母母父ルファブリュー

3着
フジキセキ
母父サドラーズウェルズ
母母父ブラッシンググルーム

2200m
1着
グラスワンダー
母父サドラーズウェルズ
母母父ダルシャーン

2着
グランデラ
母父サンデーサイレンス
母母父ミスタープロスペクター

3着
父シンボリクエリスエス
母父カーリアン
母母父デザートワイン

2000m
1着
アドマイヤマックス
母父ビーマイゲスト
母母父エラマナモラ

2着
フレンチデピュティ
母父ミスタープロスペクター
母母父ニジンスキー

3着
父デビルヒズデュー
母父サマースコール
母母父カロ

1200m
1着
サクラバクシンオー
母父ベーリング
母母父ニニスキ

2着
サクラバクシンオー
母父ダンスインザダーク
母母父ノーザンテースト

3着
キングカメハメハ
母父コジー
母母父リファール

前半の3レースの勝ち馬にはダンチヒが含まれていた。そして宝塚記念と同じ舞台の2200mではダンチヒの血を持つ馬の1,2。そしてリボーも活躍。
3Rの3着ゴットラウディーはリボー系ヒスマジェスティーとグラースタークのクロス。7Rの1着トシザマキも母父デインヒルダンチヒ×リボー系。9Rの1着シゲルリジチョウは父グラスワンダーでロベルト×ダンチヒ×リボー系。

今書いた好走血統を両方とも含むグラスワンダー産駒には注意。これは宝塚記念に限らず阪神の芝のレースで注目です。


他に注目の血統はノーザンテースト

3Rではステイゴールド(母母父がノーザンテースト)産駒、7Rではデュランダル(母父ノーザンテースト)産駒、10Rでは父アドマイヤマックス(母父がノーザンテースト)産駒、12Rではサクラバクシンオー(母父ノーザンテースト)産駒が好走。2200mのレースでは好走した馬が出なかったが、そのほかのレースでは好走馬を出していることから注目。

ニジンスキー、ロベルトを含んでいる馬も注目。最終週ということでパワーが居る馬場になっている。シンボリクリスエスグラスワンダー産駒が好走していたのはロベルトの関係。

サドラーズウェルズ、グレイソヴリン系も先週あたりから好走しているから注目。

注目血統が多いが、まとめると。

ダンチヒ、リボーは注目の血統
・母系にノーザンテーストを持っている種牡馬の産駒に注目
ニジンスキー、ロベルトのパワー血統
サドラーズウェルズトニービンのスタミナ血統も注目

血統から注目の馬は

アーネストリー
グラスワンダー(ロベルト、ダンチヒ、リボー)
母父トニービン
母母父ノーザンテースト

ビートブラック
父ミスキャスト(サンデー×トニービン
母父ブライアンズタイム(ロベルト×リボー)

この2頭はとにかく好走血統に合致しているため注目。
ルーラーシップフォゲッタブルの兄弟も母父トニービン、母母父ノーザンテーストのため注目。

逆に全く今の好走血統に合致していないと思われるのは

ローズキングダム
トゥザグローリー
アサクサキングス
シンゲン
エイシンフラッシュ

キングマンボ系の好走が最終の3着の馬しか居ないので好走血統としていないためこのようになっている。
エイシンフラッシュは母がヨーロッパ系のスタミナ血統のため、サドラーズウェルズトニービンと同じような血統であるので合致していると言えばしている。

枠順を見て気になるのは1枠と8枠に社台以外の馬が追いやられたなということ。16頭中12頭が社台の馬のためすこしくらい傾向のようなものはでるが、これは極端。ノーズヒルズが3頭だしにも関わらず、1枠に1頭と8枠に2頭というのも不自然。そして池江厩舎5頭だしの内3頭が7,8枠に入るというのもなにかを思わせる。そしてさらにサンデーRが真ん中で3頭並んでいる。


去年と同じ枠にはいったブエナビスタが今年もノーザンファームが一番勝たせたい馬というのはわかる。そしてキャプテントゥーレが回避してのは社台Fがエイシンフラッシュアサクサキングス、ハートビートソング、シンゲンで十分勝負になると思ってのことだとも考えられる。