宝塚記念検討1

パソコンが急に復帰できたため、今のうちに宝塚記念について書いていきます。

去年的中できているので、まずは去年書いたことから復習していこうと思います。


去年までのデータです。
定量が58kgになった96年から調べてみました。そして06年のディープインパクトが勝った年は京都開催なので過去13年分のデータです。

頭数14頭以下のとき1番人気

(6−3−1−0)

頭数15頭以上のとき1番人気

(1−0−0−4)

季節的にG1では珍しくフルゲートになることが少なく、頭数による違いがはっきり出ています。頭数が14頭以下のとき1番人気を無視するのは無謀ですね。15頭以上のときの勝ち馬はタップダンスシチーで他の馬の影響を受けにくい逃げ・先行の馬なので自分のレースに徹することが出来れば1番人気の馬はかえるということになります。内回りなので差し・追込の人気馬は自分の型を崩す必要があるんですかね。

枠順別の成績

1枠(1−1−3)

2枠(0−1−0)

3枠(3−1−1)

4枠(0−4−2)

5枠(2−4−4)

6枠(6−1−0)

7枠(0−1−1)

8枠(2−1−3)

これも頭数によって変わりますが、真ん中くらいの枠の成績がいいですね。6枠から4,5枠に流せば当たりそうなデータですね。

馬番別の成績

1番(1−1−3)

2番(0−1−0)

3番(2−0−0)

4番(0−5−0)

5番(1−0−3)

6番(1−1−2)

7番(0−1−1)

8番(2−1−1)

9番(3−3−0)

10番(1−0−1)

11番(1−0−1)

12番(0−0−0)

13番(1−0−1)

14番(0−0−0)

15番(1−0−0)

16番(0−0−1)

17番(0−1−0)

18番(0−0−0)

外枠は数が少ないですが、やはり個々でみても真ん中くらいの枠がいいですね。気になるのは4番枠。2着が5回もあるんですね。しかも1,3着は0。なかなか面白いデータですね。

父サンデー系

(3−8−8−46)

母父サンデー

(1−1−1−9)

父サンデー系はあまり他のG1と比べて勝率が高くないですね。勝ったサンデー系はドリームジャーニーマーベラスサンデーサイレンススズカです。悲願のG1といった感じのイメージが強いですね。

母父サンデーは数が少ないですが、父サンデー系よりは率が高いです。勝ったのはアドマイヤムーン(父エンドスイープ)です。

そしてこれが今回1番気になるデータです。

連覇した馬はいない。

前年の勝ち馬の成績は

00年グラスワンダー 6着

01年テイエムオペラオー 2着

05年タップンダンスシチー 7着

となってます。2番人気、1番人気、1番人気でこの成績ですので、いくら人気でも少し疑ったほうがいいかもしれません。


頭数に関しては今年はフルゲート確実ですので、1番人気はすこし疑った方がいいのかもしれません。今年もブエナビスタでしょうか?

また前年の有馬記念対馬が活躍するレースですが、去年までのデータを加味すると

(4−2−4−5)

ブエナビスタ2着、ドリームジャーニー4着ですのでこういった成績になります。

細かく見てみると有馬記念後のローテは

1着

メイショウドトウ  日経賞 1着  天皇賞春 2着

グラスワンダー   京王杯 1着  安田記念 2着

マーベラスサンデー 大阪杯 1着  天皇賞春 3着

マヤノトップガン  阪神大章典 2着 天皇賞春 5着

2着

テイエムオペラオー 大阪杯 4着 天皇賞春 1着

ブエナビスタ  京都記念 1着 ドバイシーマ2着 Vマイル 1着

3着

タップダンスシチー OP 1着 金鯱賞 1着

ゼンノロブロイ   休み明け

リンカーン     阪神大章典 1着 天皇賞春 13着

ポップロック    京都記念 2着 ドバイシーマ6着 目黒記念 1着

着外

シルクジャスティス 阪神大章典 2着 天皇賞春 4着

グラスワンダー   日経賞 6着 京王杯 9着

シンボリクリスエス 休み明け

タップダンスシチー 金鯱賞 1着

ドリームジャーニー 京都記念 3着 大阪杯 3着


今年の出走馬の中で前年の有馬記念対馬ブエナビスタのみですが、

ドバイWC 8着 Vマイル2着

ドバイで初の惨敗をしてしまいましたが、牝馬限定G1とはいえG1で連対しています。前走G1連対している、前年の有馬記念対馬は過去4頭しかいませんが、みな連対しています。今年も有力馬であることに変わりはありません。


しかし、ブエナビスタの不安材料としては非根幹距離のG1と縁がないことです。

09年エリザベス女王杯 3着
09年有馬記念 2着
10年宝塚記念 2着
10年有馬記念 2着

人気を背負いながらも、勝ちきれない成績です。ただ3着いまだに日本のレースでは3着内を外していませんし、全く来れないデータさえなければ買い、軸でいいでしょう。ただ、マルチで買うか、馬連、ワイドで買う方がいいでしょうね。


宝塚記念は非根幹距離のレースですが、年明けの非根幹距離のG2で2200mの京都記念の連対馬には注目です。
しかし、京都記念で連対していても活躍できなかった馬がいます。

アドマイヤオーラ
アドマイヤフジ
マチカネキンノホシ
ユウトウセイ


トウショウナイト
マイソールサウンド


まず下の2頭は京都記念で56kgを背負っていたことが挙げられます。宝塚記念は58㎏を背負いますのでリンクしなくなるのでしょう。

上の4頭は57kg以上を背負っていましたが、マチカネキンノホシアドマイヤオーラはG2で掲示板にも乗れない敗退。ユウトウセイは大阪杯以来2カ月半ぶり。アドマイヤフジ京都記念で前記したアドマイヤオーラに0.2秒差の差をつけられて負けていて、2着とは言っても差をつけられている。

今年の京都記念の連対馬

トゥザグローリー

のみ。当馬は京都記念を圧勝しているが、56kgを背負ってのもの。前年の有馬記念でも僅差の3着と活躍しているので非根幹距離の適性はあると思う。他の条件を見て決めるのがいいと思う。