安田記念検討2

今週末家を出てしまうので最後の詰めの部分は予想しか書けなくなりますのでご了承ください。

では今うちに書けるとこまで書いときましょう。

まずはラップについて。

前半35秒を切るラップで入りながらも、後半も35秒を切る程度のラップのレースの質。サンデー系にはきついこのラップですが、今までこのようなラップで走り、好走していればここも好走できると考えられます。

具体的に見ていくのは

前半3Fを35秒程度(35.3秒くらいまでなら可)で走り、後半も35秒を切る程度のラップで走る

経験があるかどうかです。ただ、後半が33秒代で走っているときは道中ゆるんだラップがある証拠なので意味がありません。安田記念では33秒台の上がりは必要がありませんので、34秒台で走れていれば十分です。

去年3着のスマイルジャックも34.5−34.3のラップで走り好走しています。一昨年は不利がありましたが、35.2−36.4のラップで走っています。

今年のメンバーで今までこのようなラップで走ったことがあるのは

アパパネ(Vマイル、ローズS)
エーシンフォワード(10年高松宮、10年マイルCS、11年高松宮
サンカルロ(10年高松宮スプリンターズS、11年阪急杯、11年高松宮
ジョーカプチーノ(09年ファルコンS、NHKマイル、10年スワンS、ラピスラズリS、11年高松宮
シルポート(11年マイラーズC)
スマイルジャック(10年安田記念
ビービーガルダン(09年阪急杯、キーランドC、スプリンターズS、10年高松宮、函館SS、キーランドC、スプリンターズS、11年高松宮
ライブコンサート(11年マイルCS
リアルインパクト(11年NHKマイル)

これらの馬です。前半速くても後半バテているようじゃG1では好走できないし、スローペースばっかり経験していても勝てないということです。

次に安田記念は58㎏のG1だということ。天皇賞春秋、安田記念宝塚記念の4つしかこの条件でやりませんが、根幹距離の天皇賞秋、安田記念はなおさら底力が要求されます。

今まで58㎏以上(牝馬は56㎏)を背負ったことがない馬は
クレバートウショウ
コスモセンサー
ルクアーネスト
ダノンヨーヨー
リディル

これらの馬は克服できるかどうかわかりませんが、かなり不利な状況であることは間違いありません。

また58㎏以上を背負ったことがある馬で最高着順を見てみると
アパパネ 1回 マイラーズC4着
エーシンフォワード 2回 京王杯SC8着
サンカルロ 2回 阪神C2着
ジョーカプチーノ 2回 OP特別1着
シルポート 4回 2着 京王杯SC2着
ストロングリターン 1回 準OP1着
スマイルジャック 5回 OP特別1着
ビービーガルダン 2回 函館SS2着
ライブコンサート 2回 安田記念5着
リーチザクラウン 5回 中山記念3着

エーシンフォワードは58㎏を克服できているとは言える成績ではない。またジョーカプチーノスマイルジャックは圧勝しているがOP特別。58㎏以上を背負って重賞勝利している馬は居ないのでよほど斤量負けしていない限りは、背負った経験があり掲示板に乗る程度の好走をしていれば大丈夫だろう。