菊花賞検討
過去10年で検討して行きます。
まずは3着内の馬の血統、生産から。
09年
1着 スリーロールス
生産 武牧場
父ダンスインザダーク
母父ブライアンズタイム
母母父ブレイヴェストローマン
2着 フォゲッタブル
生産 ノーザンファーム
父ダンスインザダーク
母父トニービン
母母父ノーザンテースト
3着 セイウンワンダー
生産 筒井征文
父グラスワンダー
母父サンデーサイレンス
母母父リアルシャダイ
08年
1着 オウケンブルースリ
生産 ノーザンファーム
父ジャングルポケット
母父シルヴァーデピュティ
母母父ノーザンジョーヴ
2着 フローテーション
生産 社台ファーム
父スペシャルウィーク
母父リアルシャダイ
母母父アファームド
3着 ナムラクレセント
生産 八田ファーム
父ヤマニンセラフィム
母父サクラショウリ
母母父ダンディルート
07年
1着 アサクサキングス
生産 社台ファーム
父ホワイトマズル
母父サンデーサイレンス
母母父What Luck
2着 アルナスライン
生産 ノーザンファーム
父アドマイヤベガ
母父エルグランセニョール
母母父グラウスターク
3着ロックドゥカンブ
生産 Karreman Bloodstock Ltd
父レッドランサム
母父フェアリーキング
母母父Ela-Mana-Mou
06年
1着 ソングオブウインド
生産 追分ファーム
父エルコンドルパサー
母父サンデーサイレンス
母母父トニービン
2着 ドリームパスポート
生産 白老ファーム
父フジキセキ
母父トニービン
母母父ディクタス
3着 アドマイヤメイン
生産 ノーザンファーム
父サンデーサイレンス
母父ヘクタープロペクター
母母父アサート
05年
1着 ディープインプクト
生産 ノーザンファーム
父サンデーサイレンス
母父アルザオ
母母父バステッド
2着 アドマイヤジャパン(ブエナビスタの兄だが社台の生産ではない)
生産 早田牧場新冠支場
父サンデーサイレンス
母父カーリアン
母母父ロードゲイル
3着 ローゼンクロイツ
生産 ノーザンファーム
父サンデーサイレンス
母父シャーリーハイツ
母母父リファール
04年
1着デルタブルース
生産 ノーザンファーム
父ダンスインザダーク
母父ディクシーランドバンド
母母父アレッジド
2着ホオキパウェーブ
生産 ノーザンファーム
父カーネギー
母父ミスタープロスペクター
母母父サーゲイロード
3着 オペラシチー
生産 北光牧場
父オペラハウス
母父ブレイヴェストローマン
母母父フォルティノ
03年
1着 ザッツザプレンティ
生産 社台ファーム
父ダンスインザダーク
母父ミスワキ
母母父リファール
2着 リンカーン
生産 ノーザンファーム
父サンデーサイレンス
母父トニービン
母母父サドラーズウェルズ
3着 ネオユニヴァース
生産 社台ファーム
父サンデーサイレンス
母父クリス
母母父シャンタン
02年
1着 ヒシミラクル
生産 大塚牧場
父サッカーボーイ
母父シェイディハイツ
母母父ラナーク
2着 ファストタテヤマ
生産 秋田牧場
父ダンスインザダーク
母父ターゴワイズ
母母父ノーザンテースト
3着 メガスターダム
生産 高橋修
父ニホンピロウィナー
母父マルゼンスキー
母母父ダイハード
01年
1着 マンハッタンカフェ
生産 社台ファーム
父サンデーサイレンス
母父ローソサイエティ
母母父ルチアーノ
2着 マイネルデスポット
生産 三木田明仁
父ペンタイア
母父パーソロン
母母父シュプリームギフト
3着 エアエミネム
生産 アイルランド生産馬
父デインヒル
母父アリシーバ
母母父ニジンスキー
00年
1着 エアシャカール
生産 社台ファーム
父サンデーサイレンス
母父ウェルデコレイティド
母母父グレーミング
2着 トーホウシデン
生産 オリエント牧場
父ブライアンズタイム
母父ブラッシンググルーム
母母父ニジンスキー
3着 エリモブライアン
生産 えりも農場
父ブライアンズタイム
母父マルゼンスキー
母母父リヴァーマン
生産でみるとやはり社台が圧倒しています。
社台系の生産の馬の成績は
(8−6−3)
となっていて過去10年で8頭の勝ち馬、14頭の連対馬を出しています。ロックドゥカンブはマル外ですが、馬主が社台の人なので3着は4頭と考えてもいいでしょう。02年以外では連対馬を出しており、社台の生産馬には注目すべきでしょう。しかし、3着は非社台の馬でも入れることは考慮したほうがいいでしょうね。
菊花賞に出走予定の社台系の生産の馬は
エイシンフラッシュ
ローズキングダム
クォークスター
ネオヴァンドーム
レーヴドリアン
リリエンタール
となっています。やはり注目はダービー、神戸新聞杯で1,2着を分け合ったエイシンフラッシュ、ローズキングダムでしょう。神戸新聞杯では菊花賞への試走をかねての走りで3着以下に差をつけて完勝。
しかし、ダービーも神戸新聞杯もスローの瞬発力勝負になってのものなのでもう少しペースが上がるとどうなるかわかりません。ほかの面での評価も大事ですね。
血統的にはサンデー系が猛威を振るっています。毎年好走馬をだしていて母父となっても注目です。
ローズキングダムは母父サンデーサイレンスですが、エイシンフラッシュはサンデーを含んでいません。しかし、サンデーを含む馬が得意な瞬発力勝負で勝っていますので血統的には問題なさそうですけどね。血統的にいえばエイシンフラッシュは母ムーンレディがドイツのセントレジャー(2800m)を勝っていますので距離延長は問題ないでしょう。