皐月賞検討1
今週は時間が取れそうなのでなるべく毎日更新していこうと思います。
月曜日の今日は
『トライアルを経由していない馬たち扱い』
からやっていこうかと思います。今回は例年に比べトライアルに出ず直行してくる馬が多いのでこれはしっかりとやっておかないといけませんね。
とりあえず過去20年でトライアルを経由していない馬で3着以内に来た馬たちは
年度 着順 馬名 前走 着順(着差)
90年 1着 ハクタイセイ きさらぎ賞 1着(0.2秒差)
93年 3着 シクレノンシェリフ 毎日杯 1着(0.0秒差)
94年 2着 サクラスーパーオー 山桜賞 1着(0.3秒差)※山桜賞・・・中山1600mの500万特別
99年 1着 テイエムオペラオー 毎日杯 1着(0.7秒差)
01年 2着 ダンツフレーム アーリントンC 1着(0.0秒差)
01年 3着 ジャングルポケット 共同通信杯 1着(0.3秒差)
07年 3着 フサイチホウオー 共同通信杯 1着(0.0秒差)
となっています。まず目に付くのは前走1着ってことですね。そして共同通信杯以外は3月以降のレースです。さらにいえばフサイチホウオーとダンツフレーム以外には年明け以降に0.3秒以上の勝ちがあります。
着差0.0秒差の3頭を詳しく見ていくと、フサイチホウオーとシクレノンシェリフは無敗の馬でした。しかしシクレノンシェリフは3着のガレオンが3着入線後降着となってます。
ダンツフレームは他に重賞連対があり、2歳時にOP特別0.6秒差勝ちがありました。
次に500万特別から参戦のサクラスーパーオーですが、山桜賞の前に中山の2000mの500万特別の葉牡丹賞で2番人気で2着がありました。皐月賞と同舞台で適正を示していたということです。他にも91年2着のシャコーグレイドも似たような適正を示していましたので、皐月賞本番で人気がなくても中山2000mの500万特別やOP特別で実績を残していた馬は要注意でしょう。
ジャングルポケット、テイエムオペラオーのように重賞で0.3秒差以上離して勝っている馬は間違いなく強い馬ですので抑えといたほうがいいでしょう。
ハクタイセイは0.2秒差となっていますが、きさらぎ賞まで5連勝中でした。これだけ圧倒的な実績がないと厳しいでしょうね。
まとめると以下のようになります。
1.前走が重賞の場合0.3秒差以上勝ち。
2.前走が重賞の場合0.3秒差以内での勝ちなら無敗馬か他の重賞で連対経験かOP特別を0.3秒差以上差を付けて勝ちがあり。
3.前走が500万特別やOPの場合、0.3秒差以上勝ちであり中山2000mの500万特別かOP特別で人気以上に走り連対か1番人気1着がある。
ってことになりますかね。そして年明け以降に0.3秒差以上の勝ちあり。
今回トライアル経由ではない出走馬は
ガルボ、クォークスター、シャイン、ネオヴァンドーム、ハンソデバンド、リルダヴァル、レッドスパークル、レーヴドリアン、エイシンフラッシュ
ですね。
そして1〜3までの条件で該当するのは、
ガルボがシンザン記念を0.5秒差つけて勝ってます。ただ年明けてすぐの重賞ですのでトライアル使ってほしかったですね。抑えようと思いますが過大評価はしないでおきます。
3のエイシンフラッシュは前走重賞なんですが中山2000mの京成杯ということで該当としておきます。ただタイムは悪いし、レースのレベルも高くないので高い評価は出来ませんね。調教が抜群にいいとかなら抑えますけど、G1で勝てるような血統でもない気がしますので今のところ買わない予定です。
評価が難しいのはレーヴドリアンとレッドスパークルなんです。レーヴドリアンは年明けに福寿草特別を0.4秒差で勝ってます。そしてその後きさらぎ賞で2着です。勝っていないので今までのデータと合いませんが、1頭次元の違うというかレースに参加してなく外から飛んできていましたからね。藤岡兄の中山実績やスペシャルウィークの中山2000mの成績を見て最終決定したいと思います。
レッドスパークルはそこまで難しくないんですが、京成杯で2番人気3着があります。レースレベルが高くないので買わないでしょうかね。ニューイングランド産駒もG1で勝てるような種牡馬ではないと思ってます。
今日はこんな感じですかね。明日は『トライアルで優先出走権を取れなかった馬の巻き返し』について検討したいと思ってます。しかし今回はあまりこのような馬がいませんね・・・・・来年以降のために一応ってことで。