ダービー検討2

今週は出張続きで更新できませんでした。一気に書いていきます。ただ長くなりそうなんで何回かに分けて書きますが。

まず前回の記事の訂正について。

抽選組でロッカヴヴェラーノと書きましたが、除外対象でしたね。ダノンバラードが回避で出れるようになりましたが。。。。

あと皐月賞組の巻き返しの条件ですが、5着以下の敗退の馬の巻き返しは繰り返しになりますが、以下の通りです。

03年 3着 ザッツザプレンティ 皐月賞8着

08年 2着 スマイルジャック 皐月賞9着

09年 1着 ロジユニヴァース 皐月賞14着

09年 2着 リーチザクラウン 皐月賞13着

重賞勝利などの条件を書きましたが、人気を見てみると、みな5番人気以内に支持されていました。
皐月賞は中山で紛れがあったり、初の多頭数の競馬、輸送など条件が厳しい馬もいるため凡走する馬が多いのです。ダービーになると東京で行われるため直線もバラけて実力が発揮しやすくなります。

皐月賞での人気を見てみると5番人気以内に支持されながらも5着以下に敗退した馬は

2番人気5着 ナカヤマナイト
3番人気11着 ベルシャザール
5番人気7着 トーセンラー

の3頭です。ナカヤマナイトトーセンラーは重賞も勝利していますので巻き返しの期待値も上がります。

皐月賞以外の別路線組からの好走馬について触れていきたいと思います。

別路線組の連対馬を出しているレースの成績は
NHKマイル 5頭(3−1−1−21)

青葉賞 4頭(0−3−1−26)

京都新聞杯 2頭(0−2−0−19)

これらの馬を見てみると

タニノギムレット NHKマイル 1番人気3着
シンボリクリスエス 青葉賞 1番人気1着
ゼンノロブロイ 青葉賞 1番人気1着
キングカメハメハ NHKマイル 1番人気1着
ハーツクライ 京都新聞杯 2番人気1着
インティライミ 京都新聞杯 1番人気1着
アドマイヤメイン 青葉賞 1番人気1着
ウオッカ 桜花賞 1番人気2着
アサクサキングス NHKマイル 3番人気11着
ディープスカイ NHKマイル 1番人気1着

みな上位人気に支持されていて、ほぼ1番人気。前走負けていたアサクサキングスタニノギムレット皐月賞に出走していた馬。ウオッカ阪神JFを勝っており、G1馬だった。

なのでこの路線組の好走条件は
・G2なら2番人気以内に支持されて、1着。
・G1なら上位人気に支持されていること。NHKマイルで負けていても皐月賞に出走していた馬なら一考の余地あり。

といえます。ウオッカんみ関しては例外として考えましょう。今回は牝馬の出走がありませんし。

ダービーで3着に入った別路線組は
ダンシングカラー ベンジャミンS 1番人気1着
マチカネアカツキ プリンシパルS 4番人気2着
ハイアーゲーム 青葉賞 2番人気1着
ブラックシェル NHKマイル 3番人気2着
アントニオバローズ プリンシパルS 1番人気2着

ハイアーゲームは連対の条件を満たしているが、他の馬は連対の条件よりも少し劣る成績。
ただ、マチカネアカツキはラジオNIKKEI2歳Sから休み明けでプリンシパルSに出走。ダンシングカラーは1番人気1着ながら、OP特別のため3着まで。ブラックシェル皐月賞に出走していたため、また皐月賞、NHKマイルともに上位人気に支持されていた。アントニオバローズは賞金が足りていたが、皐月賞シンザン記念からぶっつけのためプリンシパルSを叩き台につかえた。

ブラックシェルハイアーゲーム以外の馬は重賞ではなくOP特別を選んだため余力面に余裕があった。ハイアーゲームブラックシェルは重賞勝利またはG1連対と実績面でプラスがあったということになります。

今回の皐月賞以外から参戦の馬は

ウインバリアシオン 青葉賞 6番人気1着
クレスコグランド 京都新聞杯 3番人気1着
エーシンジャッカル NHKマイル 3番人気9着
ショウナンパルフェ 青葉賞 4番人気2着
トーセンレーヴ プリンシパルS 1番人気1着
ユニバーサルバンク 京都新聞杯 2番人気2着
コティリオン NHKマイル 2番人気2着

この中ではコティリオンのみが条件を満たしていると言えるが、重賞未勝利のため3着が限度。トーセンレーヴプリンシパルSだが、青葉賞3着からの参戦とあきらかに余力の問題で厳しい。オークスのグルウェイグのように良血ならではのダービーに出走させるための馬。ユニバーサルバンクは重賞で2回連対しているし、若駒S、共同通信杯京都新聞杯の勝ち馬はダービーにも出走してくるレベルのレース。アサクサキングスのように先行するなら3着はありそうな馬。