ジャパンカップダート検討2

中央のダートG1は一つしかないが、G2は一つしかない。5月に行われる東海Sのみです。G2とはいえ、地方の重賞よりはメンバーがすべて中央のメンバーであるためここで好走できていれば中央では力上位といえます。

過去10年の東海Sの連対馬

00年
1着 ファストフレンド
2着 スマートボーイ

01年
1着 ハギノハイグレイド
2着 ミラクルオペラ

02年
1着 ハギノハイグレイド
2着 ワンモアマイライン

03年
1着 ゴールドプルーフ
2着 プリアミネンス

04年
1着 アンドゥオール
2着 タイムパラドックス

05年
1着 サカラート
2着 スターキングマン

06年
1着 ハードクリスタル
2着 マイネルボウネット

07年
1着 メイショウトウコン
2着 ワンダースピード

08年
1着 ヤマトマリオン
2着 ラッキーブレイク

09年
1着 ワンダースピード
2着 アロンダイト


当年のJCDの成績は

00年
ファストフレンド
1番人気5着

スマートボーイ
不出走

01年
ハギノハイグレイド
9番人気10着

ミラクルオペラ
4番人気3着

02年
ハギノハイグレイド
4番人気8着

ワンモアマイライン
不出走

03年
ゴールドプルーフ
不出走

プリアミネンス
不出走

04年
アンドゥオール
不出走

タイムパラドックス
4番人気1着

05年
サカラート
2番人気7着

スターキングマン
13番人気3着

06年
ハードクリスタル
5番人気8着

マイネルボウネット
不出走

07年
メイショウトウコン
4番人気4着

ワンダースピード
11番人気9着

08年
ヤマトマリオン
不出走

ラッキーブレイク
不出走

09年
ワンダースピード
8番人気15着

アロンダイト
不出走

当年出走した馬は

(1−0−2−8)

となっていますが、翌年以降にも好走した馬がいますね。

メイショウトウコン
08年 7番人気2着

ハギノハイグレイド
03年 7番人気3着

JCDでも好走した馬の東海Sでのレースぶりは

ミラクルオペラ
上がり2位

ハギノハイグレイド
2回ともレコード勝ち、上がり1位

タイムパラドックス
上がり1位で2位に0.6秒差

スターキングマン
59㎏を背負い上がり1位

メイショウトウコン
上がり1位で2位に0.7秒差



スターキングマンが13番人気で好走したのを筆頭に穴での好走が多い。
しかもみな上がりが速い。

今年のメンバー中、東海Sで好走している馬は

シルクメビウス
トランセンド

の2頭。

シルクメビウスは東海Sで上がり1位で、2位に0.7秒差をつけ勝っている。歴代の好走馬とかぶるところがある。そして東海Sと同じくトランセンドが逃げるのでここでも末脚がはまる可能性が高い。

ここ2年にラップを書いてみると

08年
12.4-11.2-13.1-11.7-11.8-12.4-12-12.1-12.5
36.7-35.9-36.6

09年
12.5-11.1-12.7-12.5-11.9-12.1-12.4-11.8-12.9
36.3-36.5-37.1

08年は中盤のペースが上がり、後半の3Fのタイムが落ちている。そして09年も後半の3Fのタイムが落ちている。

勝ち馬こそ先行、逃げの馬が残ったが、2,3着の馬は上がり上位で

08年
カネヒキリ
4角5番手
上がり4位

メイショウトウコン
4角7番手
上がり1位

ヴァーミリアン
4角5番手
上がり2位

09年
エスポワールシチー
4角先頭
上がり2位

シルクメビウス
4角11番手
上がり1位

ゴールデンチケット
4角13番手
上がり1位

09年のエスポワールシチーは別格の強さですね。緩めず逃げて上がり2位で上がればさせるはずがありません。あと去年はマコトスパルビエロが2コーナー当たり位から2番手以降をひっかきまわしたのも大きいですかね。先行勢は全滅でした。
JCDで上位に来るには速い上がりをつかえることが重要となりそうです。

今回のメンバーの今までのレースでの上がり順位は
(1位−2位−3位−4位以下)で書いていきます。

シルクメビウス (7−3−1−4)
キングスエンブレム (3−1−0−2)
トランセンド (4−1−4−2)
マルカシェンク (1−0−0−0)
ラヴェリータ (7−2−0−8)
ダイショウジェット (2−6−9−25)
アリゼオ (0−0−0−0)
バーディバーディ (1−0−5−3)
トーセンブライト (9−9−9−16)
ヴァーミリアン (12−1−5−5)
クリールパッション (12−4−1−13)
アドマイヤスバル (5−4−7−20)
ダイシンオレンジ (2−3−2−7)
グロリアスノア (1−3−1−6)
カニビスティー (5−1−1−1)
オーロマイスター (6−4−2−4)

トーセンブライト、クリールパッション、ダイショウジェット、アドマイヤスバルは上がり上位のこともあるが不発が多く、このメンバーでははまることは考え辛い。

上がりに関して言えば
シルクメビウス
キングスエンブレム
トランセンド
ラヴェリータ
ヴァーミリアン
カニビスティー
オーロマイスター
は上がり上位でも1位のことが多く、はまればと思われる脚の持ち主である。トランセンドはここ3戦逃げているが、どれも上がり3位で上がれており、去年のエスポワールシチーの再現も可能と思わせるような成績ですね。