ジャパンカップ検討
まだなにも書いてませんね。
そして今のところ何も検討が進んでいません。
どうしましょ。日本の馬がこれだけそろうとなるとどの馬から入るべきは迷ってしまいます。
人気上位馬の死角でも書いていきましょうか。
ナカヤマフェスタ
非社台の生産馬
非社台で連対したのは
タップとバルクは先行馬で自分で展開を作れる馬。とくにタップは重馬場で逃げ残り。雨がやんだ後はラチ沿いがとにかく有利になるのでそれを十分に活かした走り。
バルクは前々走のセントライト記念で逃げてレコードを出した馬。前に行っても簡単には沈んでこない馬でした。
ディープスカイとウオッカは東京の実績がとにかく抜群。
どちらもダービー馬でディープスカイはNHKマイルも勝ち、前走は古馬相手にれーコード決着の中僅差の3着。
ウオッカは言わずと知れた東京巧者。安田記念2勝、ヴィクトリアマイル、天皇賞秋を勝っています。
たいしてナカヤマフェスタは東京実績は東京スポーツ杯2歳Sを勝っていますが、G1ではダービー4着が限界。さらに自分で展開を作れる先行馬でもない。
そして血統面でもすこし厳しい。
ちなみにステイゴールド産駒の東京の重賞成績は
(2−1−2−33)
となっていて、勝ったのはナマヤマフェスタの東京スポーツ杯2歳SとサンライズマックスのエプソムCのみ。2着は今年ジャミールがアルゼンチン共和国杯のみ。
連対したのは2歳戦とハンデ戦のみで定量戦のG2以上では厳しい。そもそも東京では連対率が良くない。
こういった面でナカヤマフェスタは人気の割に死角が多い。
去年ウオッカと鼻差で今年こそはと思うが、年齢の面から厳しい。
5歳以上馬で勝ったのは
の2頭のみ。タップは先ほど書いたように有利な面を十分に活かしたところが大きい。
ウオッカは当年G1を2勝していて、前走は足を余した点が大きい。
そして4歳時より着順を上げることも困難。
3歳から4歳にかけて着順を上げる馬は多いが、4歳から5歳にかけて着順を上げることはかなり困難。
4歳から5歳にかけて着順を上げる、または同じ着順だったのは
のみで、エアグルーヴはかなり昔になるが、前年JCで2着のあとも有馬記念、宝塚記念等に出走しすべて3着内。ウオッカも前年のJC3着の後G1を2勝。
今年のオウケンブルースリはG1実績どころか、京都大章典でも2着。去年より上を目指すことはかなり困難である。
ペルーサ
血統面
ローテ
天皇賞秋で3着内に入った馬のJCで好走するには4歳馬であることがプラス材料となる。
過去10年で天皇賞秋で3着内に入り、JCでも好走した馬は
テイエムオペラオー(2回)
メイショウドトウ
シンボリクリスエス(2回)
ゼンノロブロイ(2回)
メイショウサムソン
ウオッカ(2回)
ディープスカイ
ディープスカイは3歳時。オペラオー、クリスエス、ロブロイ、ウオッカは3歳か、5歳時にもう一度絡んでいるが、ほかの例はすべて4歳馬である。3,5歳時に3着内に来た馬はすべてJCで1番人気に支持されており、評価があがる、または負けて強しの内容の馬だった。
ちなみに4歳馬が天皇賞秋で3着内に入り、JCに出走してきたときの成績は
(2−1−3−0)
すべて3着内に入ってきており、鉄板といえるデータ。
今回ブエナビスタは軸には適しているといえる。
逆にペルーサは3歳馬でこちらはデータが少ない。
今まで天皇賞秋で3着内にきてJCに出走してきた馬は
過去10年では2頭のみ、どちらも3着内にはいっているが、1番人気で敗れている。つまり人気を上回る、人気にこたえることは厳しいということである。過去10年に限らずさらにさかのぼると天皇賞秋を勝ったバブルガムフェローがいるが、2番人気で13着。
まとめると、3歳馬で天皇賞秋で好走した馬はJDでも期待できるが、人気に応える、人気を上回ることは厳しいということになる。
さらにペルーサは血統面でも厳しい。ダービーの時も書来ましたが、サンデー系×レッドゴッド系は日本のG1では活躍できていないんです。天皇賞秋ではきたが、距離がのびるとその成績はおちる。
ローテ、血統と二つも厳しい面があると人気を考えればここはかいにくい