ジャパンカップダート検討1
久々の更新。どうも最近ブログを更新する気が起きない。ジャパンカップダートくらいは書いておこうかと。
注目としては新旧JCDチャンピオン対決でしょう。世間もこの2頭の2強対決といわれていますね。
直接対決の成績は先月の南部杯のみでトランセンド1着、エスポワールシチー4着とトランセンドが勝っています。
どちらも逃げ馬で、スローの逃げ馬ではなく、ある程度のペースでいって、後ろに脚を使わせ上位の上がりの脚を使い勝つというのが勝ちパターンです。
人気ではトランセンドでしょうね。ドバイでも2着になっていますし、南部杯で直接対決でも勝っています。しかも藤田が乗って以来2着をはずしていませんし。
一方のエスポワールシチーは去年のアメリカ遠征から調子を落としているような成績です。
ただ、舞台は阪神1800m。非根幹距離のレースとなります。エスポワールシチーの非根幹距離の成績は
(7-1-0-0)
と非根幹距離で負けたのは4歳時の平安Sで2着しただけで、非根幹距離では負けていません。最近負けているのは根幹距離のレースばかりです。(BCクラシック、かしわ記念、帝王賞、南部杯×2)
以前は力の差と逃げという脚質で根幹距離でも勝てていましたが、本来は非根幹距離の馬で、適正がはっきりとしてきたということと、圧倒的な力の差がなくなってきたということでしょう。カネヒキリも似たような馬でした。最後のほうは根幹距離では勝てなくなっていましたが、非根幹距離では無敗のまま引退したました。
トランセンドは藤田が乗ってからの成績を見ていったほうがいいでしょうね。
根幹距離(2-2-0-0)
非根幹 (2-2-0-0)
数字上は変わらない。しかし、去年のJCDは勝ちはしたものの、距離が長いと嫌われていたグロリアスノアと僅差。日本テレビ盃ではフリオーソに0.5秒差負けと非根幹距離では崩れてはいないものの、少し物足りなさがあると感じます。
南部杯はエスポは松岡に乗り替わり、ダートとは思えないくらいのハイペースの中直線半ばまで粘っていました。力自体はまだ衰えていないと思います。今回は主戦の佐藤哲が乗るので前回よりも前進があるでしょう。
トランセンドはずっと逃げていたのが、最近逃げにこだわらなくなり2,3番手からいくようになりました。今回のメンバーではトウショウフリークもいますので、3番手くらいからの競馬になるでしょう。並べば抜かせないという持ち味がありますが、エスポワールシチーに並びかけることができるかが問題です。